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papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~46

2009年02月24日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き~45の続き

茨城の涸湖の湖岸にある広浦公園キャンプ場に入場後、まずは買出し。
キャンプ場管理のおばちゃんに近くのスーパーの場所を教えてもらい、急いで出かけた。
夕闇が迫り、外灯もまばらな田舎道を車を走らせた。
スーパーは少し遠かったけど、所要30分も掛からずキャンプ場に戻る事が出来た。
ライトを照らしながらテントを設営し、夕食の準備に取り掛かる。
久しぶりのカレー。
キャンプ場には子供づれの大一団連中がいて、そのエリアから花火が上がったりと大騒ぎだった。
夕食後、炊事場は大混雑。

涸湖での夜釣り客がチラホラ出てきて、風も強くなる中、就寝。

翌、早朝、曇り空だったが早々に起きた。

痛い・・・
首から腰にかけて激痛が走る。

先日、先々日と獏原人村で、はっちゃけ過ぎたのか、お酒を飲みすぎて不自然な体勢で寝床の硬いテントで寝てたせいか、持病の首痛・腰痛がいっせいに噴出し、立ち上がるのもやっとの最悪な状態になってた。

テントを畳むのやら車への片付けは、全部ミズキひとりにやって貰った。
出発間近に、今日はライブでドラムを叩くのは無理だとミズキに宣言したら、それはありえない!と、もしそんな事をするのならクビだ、と言われた。
クビだと言われても首が動かない状態は変わらないと思いながらも、どうしようもなかったので、ライブは無理だとしても、誠意を見せるために長野に向かうことにした。

激痛が走る最悪な早朝、腰から頭にかけて直立状態(この体勢でしか居られない)で車に乗って、車の少しの揺れにも激痛が走る中、一言の会話も無い凶悪な雰囲気で長野へ向かう。

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papalionJapanTour2007~後書き~45

2009年02月22日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き~44の続き

8月25日、朝起きて、朝食の後、移動の為にテントをたたんだ。
そして、のんびり朝食中の隣サイトの外国人夫妻に別れを告げた。

移動前に駆け足で獏原人村の村内をまわって、イベント中に出会った人達や、お世話になった獏のマサイさんに挨拶した。
そんな中、昨夜、久しぶりに見たRaBi×RaBiとも話す事が出来た。
以前ライブハウスで一緒だった時はかなりハードなイメージだったけど、二人ともすっかり野外向きな雰囲気になってて、少しうらやましく見えた。
彼女らは、軽バンの移動車で4人で全国の野外イベントを廻ってるとの事。
2週間は全国各地でライブやって、2週間は神奈川の拠点に戻って、そんなサイクルの連続だとの話。
彼女らのサイトを見れば一目瞭然!自分達の進むべき方向を切り拓いて、すんごく楽しんでるバンドです。
今回の獏での競演が良かったのか、ファイヤーダンスチームのリーダーが「次もやりましょう!」とコンボオファーを掛けてる最中、手を振って、獏原人村を後にした。

舗装されていない山道をガタガタ・ブルブルと走って、獏の山から脱出。

本日は明日の長野でのライブのために出来るだけ近い所まで行ってキャンプする予定。

獏に行く途中も立ち寄ったJヴィレッジ近くの道の駅で温泉に入る。
知ら無い間に、獏ですり傷・切り傷を負ってたみたいで、体のいたるところがお湯に沁みた。
あと、異常なほど身体が汚れてたのにビックリ。

ランチを取った後、午後過ぎ、長野へ移動。

とりあえず国道6号をひたすら南下。
渋滞にも巻き込まれて、長野へそれほど接近出来なかったけど、
夕暮れが迫ってきた事を期に、携帯サイトで見つけた茨城の涸湖の湖岸にある広浦公園キャンプ場に入場。

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papalionJapanTour2007~後書き~44

2009年02月18日 | キャンプでライブツアー'07・後記

>> 2007TOUR~後書き~43の続き

お昼を出店のカレーで済ませて、また昨日と同様にお昼からダラダラとライブを見てた。
今日、東京に戻るか、途中のキャンプ場に移動するか検討してたんだけど、だんだんこの場所に居心地良くなってきたのもあって、もう一泊する事に決めた。

日が照って暑いうちに、シャワー代わりに、獏原人村内の綺麗な小川に水浴びに行った。
獏原人村での洗い場は川で(有料でお風呂が一応はある)、一応、みんな川で水浴びして済ませるとの情報は得ていたから。

8月だというのに川の水温は甚だ冷たい!
はじめは身体を10秒と浸かってられなかったが、水温に慣れてからは問題ない感じで、逆に川を遊んだ。

夕暮れが近づくと煙りがちらほら立ち上がる。
日が暮れる前に、トマトソースのパスタを作って腹ごしらえした。

夕食後、今夜の宴を楽しもうとまたライブ観戦。
夜になって、続々と面白いバンドが出てきた。
特にこの日メインだったRaBi×RaBiは良かった。
久しぶりに見たんだけど、メンバーも一人増えててスタイルも変わって、ステージ下ではファイヤーダンスもやってて、トランシーな音響に雰囲気、この年の満月祭で一番の盛り上がりだったんじゃないかと思う。
RaBi×RaBiのライブ中、ファイヤーダンサーの炎がテントを焦がすんじゃなとひやひや見てたけど、そんな一瞬も計算ずくかのようで、中々雰囲気があって面白かった。
その後も深夜までライブが続き、気がつけば、いつの間にかテントに戻り寝ていた。
まるまる異空間を楽しんだ一日、だっ!

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papalionJapanTour2007~後書き~43

2009年02月18日 | キャンプでライブツアー'07・後記

>> 2007TOUR~後書き~42の続き

今回のツアー初の野外ライブ後、引き続きその他のバンドをビール片手に焚き火のそばから見ていた。
このライブ会場には出店も多く出てて、飽きることなく夜中まで食べたり飲んだりライブを楽しんだ。
宴ってやつだね。
お酒が進んであんまり覚えて無いこともあるけど、
もうだめだ~ってくらい飲んで、テントに帰ったと思う。。。

翌朝(8月24日)、太陽の日差しと共に起き出したら、僕らのテント前の外国人夫妻は煙を出して既に朝食を作ってた。
昨夜判ったんだけど、彼らはライブ広場にあるクレープの出店のご両親のようだった。

彼らに負けじと僕らも朝食を作り始めた。そうめん。
カセットコンロもなぜか復活(水平な場所で無いと火が着かない仕組みになってたみたい)、東北の山間の寒さも手伝って、いそいそと調理、腹ごしらえして、二日酔いも吹き飛んだ。

朝食後、獏原人村を探索すべく巡回。

ここはなんでもありの空間、何回か野外イベントにはいったことあるけど、ここは他とは違う。
ほとんどのサイトが整地もされて無く強引にテントを張ってて、テントの中の人達もライブには行かないでキャンプを楽しんでいるグループや、出店を出してテンション高い人達や、ジャンベを叩いて楽しんでる集団、でっかいテントを設置して1人で読書に熱中してる人(出演者タマさん)とかそれぞれ様々。
とにかくみんな自由で、場内のルールはみんなで作りながら守るといった感じ。
来ている人は、車のナンバーで見る限り東北と関東が主で、特に東北が多かった。
場内を一周し、照りつける日差し乾いた風が吹いて若干秋を感じさせる中、獏原人村に僕らもかなり馴染んでるような感じがした。

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papalionJapanTour2007~後書き~42

2009年02月16日 | キャンプでライブツアー'07・後記

>> 2007TOUR~後書き~41の続き

テント設営後、ライブ会場に向かった。
このイベント(獏原人村満月祭)の主催者マサイさんに挨拶するべく、楽器の音のするライブ会場へ向かった。
まだ、昼過ぎだったが、既に満月祭はお昼の部(祭り開始前の余興)が始まってた。
マサイさんを探して関係者らしき人達に話を聞き廻っていたら、ほどなく会える事が出来た。

昼下がり、なかなか馴染めない獏原人村のライブ場でビール片手に他のバンドのライブを見てると、この満月祭がヒッピーの祭りだという事が徐々に掴めてきた。

日が落ちる前に軽く腹ごしらえをと、テントに戻りパンとソーセージを焼いて食べた。
ガスコンロの火が着かず、隣のサイト(畑)の外国人カップルに心配されたが、こんな時のために持ってきていた携帯バーナーで難を逃れる。

食後、ライブ場に戻ると、満月祭のはじまりの儀式(護摩壇を焚いてのお祈り)が始まっていた。すごく重要な儀式だとの事。夕暮れに染み込む炎が猛々しい。

ライブが始まり、僕らの前に出るバンドがいっこうに現れず、出番が繰り上がりそうになったけど、土壇場で現れて順調に進んでいった。

バンドの持ち時間はセッティング込みで1時間。
さっきまで踊っていたお客さんも、僕らのゆっくりペースに巻き込まれて、会場の中央にある焚き火を囲んで聞き入ってくれたように思う。
ステージからは星空と山々が作り出す闇とが見え、そのコントラストの風景が美しくて、山と夜空に向けて音を開放するような感じだった。

ライブ後、すごくよかったよーと話しかけてくれた人がいて、なんとも嬉しかった。
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