ぜんきちの365日

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政治と金の不祥事

2015-05-04 23:52:47 | 日記
1995年の政党助成法により、政治資金に税金が投入されるようになった。透明性の確保が一段と求められている。今国会では、西川公也前農相が辞任に追い込まれた。政治団体が、農水省の補助金交付団体の関連会社から寄付を受けたためだ。小渕優子前経済産業相の元秘書2人が、政治資金規正法違反で在宅起訴された。政治資金収支報告書への虚偽記入額は、2013年までの
5年間で3億円を超える。小渕氏本人は嫌疑不十分で不起訴になったとはいえ、政治的・道義的
責任は免れない。小渕氏は経産相を辞任後、未だに自らの説明責任を果たしていない。昨年の
衆院選で、政治資金疑惑を謝罪し当選したが、みそぎが済んだわけではない。小渕氏は弁護士らで構成する第三者委員会での調査を急ぐとのコメントを出した。なぜ、巨額の虚偽記入を見過ごしたかのか。国民にしっかりと説明すべきだ。看護できないのは、一連の虚偽記入の動機が、簿外支出の隠のためだったとみられることだ。政治とカネの不祥事は、国民の政治不信に
つながる。資金の適正な処理に努めねばならない。

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