鶴岡慎也氏の『 超一流の思考法 』という本を読みました。
今年は目にするスポーツイベントが多いようです。
コロナは油断できませんが、取り組み方の変化により元の楽しみ方に戻りつつあります。
3月の第5回WBCは、優勝したという結果もさることながら、それまでの取り組みや東京ラウンドからの試合内容など、ドキドキワクワクするものが多かったと記憶しています。
そんなWBCで「ブルペン捕手」という裏方の鶴岡慎也氏の本に興味を持ち、読んでみました。
内容は、第5回WBC世界一の軌跡から始まり
第1章 栗山英樹監督の「信じる力」
第2章 ダルビッシュ有投手の「野球脳」
第3章 大谷翔平選手の「リーダーシップ」
第4章 スラッガーたちの「調整力」
第5章 エースたちの「思考法」
第6章 キャッチャー3人の「受け止める力」
大谷選手をはじめとした「超一流」選手の舞台裏の顔を、ほんの少し覗き見ることが出来ました。
中でも、ダルビッシュ有選手の「現状維持は衰退だ」、そのために今を「捨てる勇気」が必要だという考え方は、読んでいて楽しかったです。
そして、栗山監督の選手に対する接し方は、レベルこそ違えスポーツ指導者の端くれの私には、学習以外の何ものでもありませんでした。
本から刺激を受けた私が、今後何ができるかはわかりませんが、ちょっとエネルギーを貰った気がしました。