退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

本を読みましたⅢ

2020年03月12日 17時07分00秒 | 本を読みました


<データが語る日本財政の未来>を読みました。


太郎にモノシリンが教える対話形式で解りやすく説明されているのですが、経済音痴の私には数字とグラフに右往左往。

しかし、建設国債だけでなく特例国債の量から日本は危機的な状態に陥る大きなリスクを負っていることだけは解りました。




また、データは取り扱いによりどうにでもなる・・・とは云いすぎでしょうか。

私のような素人は、知らず知らずのうちに言いくるめられてしまう。・・・これは怖いことです。



増税は仕方がないことななのかもしれません。



新聞記者

2020年03月12日 12時06分14秒 | 思いつき

2月29日行われた安倍晋三首相の記者会見について、もう一度ニュースを読み直してみました。

きっかけは、今何もできない自分の状況。(つまり暇なんです)


大きな国難に向けての「緊張感ある発表」をイメージしていたのですが、そこにあったのは<鮮度のない言葉><自己肯定の為の言い訳><全体像が見えない根性論>と私の目には映りました。

ま、これについては今までも触れてきましたので、感想だけです。



今回は、従来より疑問に感じていたことについて考えてみました。

それは、ニュースそのものです。


世界報道自由度ランキング2019>というものがあります。

全180カ国中
1位はノルウェー、以下フィンランド、スウェーデンと続き、ドイツは13位、韓国41位、アメリカ48位で

日本は「67位」

ちなみに中国177位、北朝鮮179位です。


なぜ?


そこで、今回の首相会見を振り返って見てみると、

記者会見での質問は事前に提出済みで、それ以外の質問は受けないそうな。
(江川さんは完全にシカトされてしまった)
 そういえば、奈良の鹿は観光客激減で鹿せんべいがもらえず大変なんだとか・・・。


記者会見なのに「説明責任」を果たさない安倍晋三首相(新型コロナウイルス対策)


これについて、「官邸と記者クラブの癒着」の記事もありました。



これって台本がある茶番ではないですか。

そんなの最初の根性論のあとにぶら下げて言えば良いことでしょう。


これは「質疑応答」ではない。


なぜ、問題を掘り下げる立場にある各紙記者さんが茶番につきあっているの?


以前観た「64(ロクヨン)」という映画で記者クラブのシーンがありした。

その時は記者が権力に熱く食らいついていた気がします。
やはりこれはドラマなんですね。

以前読んだ朝日新聞記者有志の「朝日新聞」には記者の心意気が書かれていたはずですが。



各分野での記者クラブは、取材する側される側双方にメリットがあったシステムだったかも知れませんが、考え直す時期ではないですか?
特にこんな国難の時に「フリーの記者は会場にすら入れない」とか「発言する記者が決まっている」とか、ダメでしょう。

内閣報道官が司会で仕切ること自体おかしい。

首相に時間がないことも解らなくはないが、首相に優先順位を判断させなくては、記者が。(自宅でくつろぎながら執務することと記者会見をすること)

記者(新聞社)がです。


なぜ、大手新聞社が声を上げないのですか。現状では地方紙には無理でしょう。

○○番からハブかれた記者がいたら、それ以外の記者が騒げば良いでしょう。他社を出し抜くことの方が民主主義を守るより大切ですか?

東京新聞の望月衣塑子記者が異色に見えること自体おかしい。

なんでまともな人が目立つのですか。

それは周りが腐っているからではないのか。


普段から「報道の自由」などと云っているくせに、その自由を脅かしているのは、アベでもトランプでもなく、日本では「キシャ」です。

既得権にしがみついているキシャに、同じくしがみついている三流議員を糾弾できますか!


リスクコミュニケーションの一翼を担っているマスコミがこの体たらくでは、この国難に危機管理ができず、他国の事例や3.11の反省を生かせないことも頷けます。



思うように動かない自分の身体に少しストレスが溜まってました。
私らしくなかったです。