PCR検査の数が伸びません。
保険適応で民間の検査機関に門戸が開かれたと云います。
だが、必ずしもそうとは云えません。なぜなら、検査を依頼するのは、全国860カ所の医療機関に設けられた「帰国者・接触者外来」の医師に限られているからです。
これは「厚生労働省」が感染の全てを把握するために「開業医から民間検査機関」への流れを認めていないとしか思えてなりません。
条件の「渡航歴がある」なんて市中感染がある今更おかしいし、「濃厚接触の疑いがある」なんて、病状として現れてないのだから解らんでしょう。
患者の治療より疫学調査を優先したのでしょうか。
日本には遠い昔から官僚が全てを決める「御上の体質」があります。
その為か、情報はなかなか公開されません。
情報がないので、我々は必要以上に不安になります。故にデマが飛び交うことになるのでしょう。
パニックを心配している・・・ようですが、微熱が続いてコロナの疑いを持ち続けている人の心の方がパニックです。
マスクやトイレットペーパーが店頭から消えた時、「正しい情報を!」と云っていましたが、
情報を小出しにするから、その情報すら信用できない人が出てくるのでしょう。
「大本営発表」ぐらいにしか思ってないのです。
一言で言えば『国民を信用していない』ことが露呈してきたということでしょうか。