退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

介護

2020年03月10日 11時46分50秒 | 日記

実は今、何もできない状態です。(辛うじてキーボードだけは打ってますが)


9日朝、洗面台で顔を洗おうとしたところ、ピキッ!と腰に電気が走りました。

どうやら『ギックリ腰』のようです。


それにしても痛い!


ギックリ腰は3度目ですが、2度は20代と30代の時で、さらしを巻くことで日常生活はできました。が、今回は・・・

靴下が履けません。着替えも儘なりません。

ソファーに座ると立てません。寝てしまうと寝返りが打てません、起き上がれません。

咳払いができません。


とにかく今までの中で一番痛い!


どうにかこうにか知り合いのマッサージ院で処置して貰いましたが、一向に良くなりません。
知り合い曰く『ギックリ腰は1週間ぐらいで治るよ!』・・・待てない!



布団から出てトイレに行くのに30分近くかかる状態です。



動けないのでタダじっとして時間を過ごしています。そこで色々考えました。

『寝たきり老人』ってこんな感じじゃないか・・・なんて。



寝室で一人寝ている時、トイレに立とうと家の者を呼んだのですが、すぐ来てくれませんでした。
呼び続けたのはものの5分ほどだと思いますが、その時の「不安・寂しさ」と「苛立ち」。
ネガティブな思考に支配されるのは、そんな時だと実感しました。

トイレに向かう時の歩幅が狭く、動きが非常に遅い。・・・歩幅が広がらないし、動く時は痛みより不安が大きいです。

飼い犬に馬鹿にされた・・・ような気がしました。普段静かなのに吠えられたりして。


家の中に「掴まるところ」があまりにも少ない。・・・玄関・階段・トイレなど死んだ親爺のために付けた手すりがあるのですが、私の動線に掴まるものがない!→動けない。

一気に世界が狭くなった感じです。



自分の親(すでに死去)の経験も含めて「介護」は解っていたつもりだったのですが・・・。
一週間ほどという期限付きでさえもこの状態。

「寝たきり」について考えさせられました。


みなさん! 本当に健康は大切です。 

頑張りましょう!(私もとりあえずあと4~5日?頑張ります)


本を読みました

2020年03月10日 07時41分52秒 | 読書


『尾木ママ流「叱らない♡」子育て』を読みました。

以前(2/6)に触れた『ほめると子どもはダメになる』という本では、

「基本的な子どもの躾を学校や社会に任せっぱなし」の保護者が多いことに対して、親子関係に関する欧米文化との差(父性社会・母性社会)から検証していました。
つまり、父親の存在が薄くなった昨今、「褒めるだけの子育て」は危険であると・・・。

そこで、対極にあると予想される「尾木ママ流・・・」を読んでみました。
これも現場経験者ならではの提言だなと感じました。

(失礼ですが)簡単にいうと、
躾の名の下にガミガミ言うだけではなく、まず子どもの話を聞け・子どもに寄り添え・・・と。

両方の言い分で「対立」はごく僅かです(捉えようによっては大きい要素ですが)。


両方の本を読んで、大切なのは「塩梅」かなと感じました。


子どもは日々刻々変化しています。
アンテナを広げ、タイムリーで適切なアドバイスや見守りが大切なんだと改めて確認できました。


引退した後ではありますが、少し自分の引き出しに自信が持てた2冊でした。




『戦後政治を終わらせる』を読みました。


これは、私が戦後政治に興味を持つきっかけとなった「永続敗戦論」の内容を更に深めたものです。

「戦後レジュームからの脱却」とか「五五年体制」「新自由主義」など、よく聞くワードについて少し理解が深まりました。

特定の著者に偏るの如何かと思いましたが、・・・「面白かった」です。


ズブシロの私が、どこまで内容を理解しているか定かではありませんが、もう少しこの分野の本を読み、現政権を理解したいと思います。