ハンゲショウ(半夏生、半化粧)は国内23の都道府県で絶滅危惧種(又は準絶滅危惧種)に指定されているようだが、千葉県と環境省の指定はない。
ドクダミ科の植物で葉が茂ると独特な臭いが漂う。雄蛇ヶ池では何ヶ所かに群生している。池に行ってハンゲショウの臭いがすると「また夏が来る」と感じる。さすがのソウギョもハンゲショウは口に合わないらしく、今のところ食害の様子は全く見られない。
その名の通り、七十二候(古代中国の季節を72に分けて表す方式)の一つ”半夏生”(7月初旬)の頃になると白い花を咲かせ、また、花が咲いた時に花周りの葉が半分白くなることから”半化粧”とも書く。