これは岸際のブッシュの中。バスが稚魚群の周りを遠巻きに警護していたのでこれはバスの稚魚で間違いなかろう。いくつものベッドの稚魚が集結したぐらいの数であった。雄蛇ヶ池はベジテーションがほとんどなくなり稚魚の隠れ場が限定されている。
波に揺れるままに、こぶりなビッグベイトをデッドスローに巻いてると、ボシュっ…ときたが、もっていかず、2回目のボシュっでかろうじてフックアップ。ポストスポーンのバスがトップにでるときはこんな感じが多いもの。
甲羅の長さは25cmぐらい、皆さんご存知のミドリガメ。正式にはミシシッピアカミミガメ。大きくなると緑色がくすんで黒っぽくなってくる感じ。雄蛇ヶ池にはこれよりもっと大きいのがけっこういる。ミドリガメはクサガメより臆病なのか、人を見ると直ぐに逃げてしまうものだが、こいつは超接近しても逃げようとしない奇特なやつ。ガン見されてますけど。
ウィードジャングルのころは小さいミドリガメをたくさん見かけたのだが、最近は減っているのか見かけないようになってきた。ウィードが消滅して逃げ場がなくなり、小さいのはデカバスや他の捕食者に食われているのかもしれない。クサガメの子供は遊歩道まわりや池端の草むらなど陸上でもよく見かけるが、ミドリガメは陸上でほとんど見かけない。
夕まずめにトップにでた46cm。肛門の状態からしてミッドスポーン(ある程度産卵した後の)雌でした。捕食バイトと思います。スポーニング中に雄は餌を食わないようだが雌は食うのかなと。獲ったもう1本はジャークベイト。