本日は生徒さん向けの内容です☆
着物の裄丈とはお洋服でいうところの袖丈です。
腕を横に斜めに伸ばした状態で首の付け根の一番出ている骨から肩を通って手首のくるぶし辺で長さを測ります。
フォーマル着物は手首のくるぶしの辺で、カジュアル着物は軽やかなサイズ感が良いかと思います。
ですけど、柔らかものはしなやかに体に沿うので生地によっては思ったよりも長く仕立てあがったり、縮のある麻や綿などでゴワゴワするものは思ったよりも短い印象で仕立てあがったりします。
そしてですね、痩せたり太ったりすると加減が変わってきます。
以外ですよね?
太ったり痩せたりしても腕の長さは変わらないんじゃないの?
て、そうなのですが、二の腕の肉の盛り上がりに左右されたりするんですよ(汗)
↓痩せる途中で仕立てた柔らかものの小紋で裄丈67㌢。
左手などはちょっとオーバーサイズに(泣)
許せる範疇ですけどね。
裄丈を長く仕立てると脇の辺りの布地が余ってモソモソするんです。
上の写真の黄色の矢印の幅が広がるのです。
それで気になりはじめるのが赤丸の部分のモソモソですね。
↓分かりやすいものをご参考に
前からみると、この赤矢印の幅の身頃とお袖の幅を足したものが裄丈となるので。
↓それで、リサイクルで昔買ったお着物で裄丈が65〜66㌢のお着物がこちら。
最近はこのサイズがぴったりです。
それで、前身頃の幅が浅いので脇の辺りがスッキリです。
年を重ねると色々と縮こまってくるのだから、はじめから少しだけ小さめに誂えておけば良かったのかもしれないけれど、太るリスクのほうが高めやし難しいところです。
ゆるりと普段着で楽しむのならあんまり気にしなくても良いのだけれど。
ことり的には今はまだカチッと着用して俯瞰で確認して試行錯誤したくてですね。
あと長めの裄丈のお着物に合わせた寸法の合った長襦袢があれば起きない問題の一つとして
↓これ
袖付の辺りから長襦袢がこんにちは♪しちゃう。
これは長襦袢の前身頃と着物の前身頃の幅が合ってないんですね。
対処法を倫子先生が教えてくださいました。
お着物の袖付の辺りを2〜3㌢程縫っちゃうと良いらしい。
これは、衣紋を多く抜く抜かないでも状態が変わるみたいです。
性格が、【まぁえっかぁ】さんなので、結局あるがままで済ませてしまっていますが、知識に有ると無いとではだいぶ違います♪
あと、上半身にボリュームのある方なんかは広衿の縫い付け部分から脇までの前身頃の幅を狭く見せたほうが痩せてみえますからですね〜
なのでですね、
裄丈長めが主流の昨今ですが、あっさりのほうが着やすいし着崩れないし痩せて見える〜❤
という結論です。
リサイクル着物といったら裄丈65㌢が妙に多いのですが、昔の人はテキトーにそのぐらいで誂えてたんやなくて着姿の美しさを優先したんかもしれません。
(●´ϖ`●)と憶測。
それで、単衣やったら前身頃の幅直し裄直し自力でできるんやけど、全部直すてなると途方もない道のりやなぁて気が遠くなっていることりです(泣)
リサイクル着物をマイサイズで探したり、これからお着物の仕立てされる方のご参考になれば幸いです✨
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