高知☆きもの遊び茶房ことり

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長襦袢の仕掛けと半衿付けのレッスン☆生徒さん用の記事

2022-02-28 21:38:24 | ★初心者様の小部屋
Iさんとのレッスン時に、これからの季節は半衿を付けたまま丸洗いできる状態の半襦袢が一つはあると良いですよ〜☆

*《半襦袢》とは、セパレートタイプの長襦袢の上の部分で《嘘つき襦袢》なんて言ったりもします。
ことりは盛夏の季節はお出掛けの時は麻の小千谷縮みの長襦袢、普段は半襦袢に下は裾除けだけである事が多いです。

そんな流れで、THEお仕事着なお仕立ての既製品の半襦袢を和裁士さんに仕立てて頂いたような体に沿うものに手直ししましたよ♪

①はじめからミシン仕立てで縫い付けてある半襟を外してしまいます。
②衣紋の部分を背中心を境に手幅より少し広いぐらい衿と身頃を外します。
③背中心の辺りの身頃を元々の縫い目より1センチ程入れ込んで、あとはなだらかに馴染ませながら元のように衿と身頃を縫い戻します。
④三河芯の先を襦袢の襟先の面よりも1センチ程浮かせて縫い付けます。
*既製品の半襦袢はバチ衿の幅が先に向かってバチ状に拡がっていないものが多く、今回のものも法被のような仕立てになっていましたので。
女性はお胸がありますのでバチ状に先が拡がっていたほうがキチンと抱き合わせられて衿元が安定するんです。
⑤そして半襟をつけます♪↓


三河芯も半衿も背中側から縫い付けますよ。
⑥衣紋抜きの位置に紐を縫い付けて出来上がり♪
↓衿芯は入ってませんで三河芯だけの状態です。
身頃の背中心の辺りを衿の中に1センチ程縫い入れてますので綺麗なU字で背中に布が沿っています。


それを更にキープする為に衣紋抜きは縫い付けてます。 
この紐を前で結ぶと長襦袢のコーリンベルトは不要です。
紐の縫い付け方については、はんなりさせたいのかシャープに決めたいのかのお好みと、その方の体型や雰囲気によって微妙に変えます。

長襦袢をどんな風に身に纏うかでお着物の着姿は全く変わってきます。
長襦袢は着姿の骨格なんですね✨
なのでお好みや体型に応じてカスタマイズするのです😉

本場京都で着物のプロといわれる悉皆屋(しっかいや)をされていた和裁士の小野先生という方がいらっしゃいまして、あらゆるシーンでお着物を召される女性達相手に百戦錬磨に鍛え上げられた腕と知識がおありで。
そういったプロフェッショナルの方とご縁を頂きまして何度か自分の襦袢やお着物を仕立ててもらったのです。
和裁教室ではお仕立ても少し習いました。
そこで学んだんですよねぇ、サラッと格好よくお着物纏われて女性にはやっぱり仕掛けがあるのだと☆
(о´∀`о)

リサイクルの長襦袢も既製品の長襦袢も自分仕様に少し手間隙かけておくと頼もしい相棒になります♪
目指せ!一味違った極上の着物美人さん〜❤
一緒に頑張りましょう٩(♡ε♡ )۶



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■□きもの遊び茶房ことり詳細□■
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【住所】
高知市北本町3丁目6-11 (田中ビル/3F)
※看板はありまん。

【着付け教室のご案内】
■料金:30分400円  30分単位でご予約下さい。
初回は初心者様は120分お取り頂いてます。
■持ち物
 お着付けの道具類全てかまえてますが、
●フェイスタオル3枚 ●ハンドタオル1枚 ●足袋
●肌襦袢 ●裾よけ●腰紐×4 ●コーリンベルト
●伊達締め×2 ●帯板 ●お枕(ガーゼにくるまれてなければ医療用ガーゼ1.5m)
●長襦袢(半襟のかかったもの)●衿芯
●着物 ●おび ●帯揚げ ●帯締め

※これからお道具を揃える方は先ずは身一つで来られたほうが良いと思います。
※肌襦袢はセパレートタイプをおすすめしています。
※リサイクル着物や帯、お着付け小物類一式販売しております。

【お問合せ】
電話 08056659305
メール hanyaatkotori000(あっと)au.com


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