
娘夫婦が来た。生シラスとDVD?
時々思いだしたように突然 電話があり、今からこちらに来ると連絡がある。
昨夜もそうだ。
夕方やってきたが何時ものように魚?が土産だ。
昨夜はシラスの生だった。
生のシラスは醤油をかけてそのまま頂く。
或いは熱いご飯の上に,この生のシラスをかけて生卵をかけて食べると堪らない!
食べ物だけは食べてみないと分からない。
そして,この生シラスは酒の肴にはもってこいだ。
一昨日から何かと飲む機会があり、いささか飲みすぎかな?と思うが、
目の前に「生シラス」を見せられてはとても抵抗できない。
(シラスの写真が欲しいところですが、あっと言う間に食べちゃった。残念)
「おい 今日はビールにしよう」焼酎は少々飲みすぎていた?
「ビールはエビスがいいな」

「(シラスが肴では)発泡酒では勿体無いよ」

「どこが違うの?」

「う~ん」

「値段かな?」

そんなことは我輩にとってはどうでもいいのだ。
いいお摘みにはいい酒だ!が、我輩の持論だ!
「いい酒とは?値段の高い酒だ!」

これではカミさんが怒る!
「あんた、お酒の味なんて判っていないのね?」

じつはそうなんだが、とてもそうはいえないのが辛い。
「分からないことはないよ!いいお酒は悪酔いをしない・・・」

「ふ~ん そんなことはないと思うがね~、悪酔いは飲みすぎでしょう?」

理屈では適わない。

「なんでもいいから、盛り付けをたのむ」

婿さんは酒は飲まないので我輩だけが早速頂く。
手持ち無沙汰の婿さんに
「ちょっとお願いがあるのだが・・・」

「実は先日“ポーターブル・DVD プレイヤー“ を買ったのだが、なんだか初期設定が難しくて出来ない。ナントカ出来ない?」


求めたポーターブルDVDプレイヤー
「いいですよ」


ポーターブルDVDプレイヤー
寿司が来たところでみんなで食事だ。
相変わらずカミさんと娘の話が弾む。
オトコ共は何時も“置いてけ堀”である。だが今は違う。

婿さんはしきりにプレイヤーの設定をしていた。
終わると我輩に取り扱いの説明をして頂ける。
ひとしきりカミさんと娘の話が済むと帰るという。
賑やかな、あとの部屋は急に静かになる。
そこで、先ほど設定してもらったポーターブルDVDで以前求めていた
「私の頭の中の消しゴム」を見た。

小型で画面も綺麗に映る。
これで、サスペンスが好きなカミさんとはチャンネル争いはなくなった。
と言ってもそのような喧嘩はしたことはないが・・。
タイテイはカミさんが降りるからだ。
前に見たように思っていたが、なんだか初めて見る感じで、
ついに見終わったのは深夜12時近くになった。
結構 印象に残る内容だったが、なぜ覚えていないのだろうと疑問だ。
我輩の頭の中にも年寄りと言う「消しゴム」があるのか?
我輩はしきりに首をかしげた。
もの忘れが激しくなった!“くそ爺“である。

私にはDVDより文章に魅力を感じている。
4人の様子もosamuさんの心情の中にさらさら書かれているのがうらやましい。真似たいです。
美食に目のない方、お腹に要注意です。
釣りの好きな婿さんで喜んでいます。自分勝手な年寄りです。