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2017年2月からこのブログを始めました

【伊香保・草津・新潟】⑦

2019-09-20 10:40:37 | 日記
草津温泉へは吾妻線で長野原草津口まで行き、バスに乗り継ぐことになります。「吾妻(あがつま)」何ともロマンティックな響きの言葉ではありませんか。その逆を感じる人もいるかと想いますが(笑)

吾妻線は始点が渋川、終点が群馬県吾妻郡嬬恋村の大前駅を結ぶ18駅、55.3㎞のJR東日本の鉄道路線です。榛名山・浅間山と草津白根山にはさまれた渓谷を利根川支流の吾妻川が走り、それに沿うように電車は走っていきます。草津温泉は行ってみたいところではありましたが、この経路に大きな魅力を感じていたのです。

午後3時37分、電車は定刻通り高崎からやってきました。吾妻線は渋川を始点とすると言いましたが乗り継ぎの利便性からかほとんどは高崎からやってくるようです。この吾妻線は山間をぬうように温泉地の宝庫を、また戦国大名真田氏が上杉と武田の間に立ち知力、謀略を尽くし、領地の死守に努めた地帯を走ります。


郷原駅に停車した時、次のような看板を見つけました。

【岩櫃城(いわびつじょう)は、上野国吾妻郡(現在の群馬県吾妻郡東吾妻町)にあった日本の城(山城)[1]。築年代は不明[1]。吾妻川北岸の岩櫃山中腹に位置し、戦国期に、上杉謙信に従う斉藤氏と、武田信玄に従う真田氏が当地をめぐり争った。】(Wikipediaより)

つぎに川原湯温泉駅。「川原湯温泉」と聞いてピーンときた方は、政治社会通であり、記憶力が確かです。(笑)そうです八ッ場ダム(やんばダム)によって水没する温泉地です。ダムは2020年完成予定で進められ、吾妻線はそれによって既に岩島駅と長野原草津口間の線路が付け替えられています。


民主党政権誕生によってダム建設は一時凍結されたものの2011年、腰砕けになり再開されました。そして2012年自公政権が復活し、箱物行政は我が意を得たりと環境問題を蹴散らし建設ラッシュを促進します。

乗車時間1時間20分、電車は長野原草津口に到着しました。駅舎は新しく仮設駅のような模様です。線路の付け替えで駅舎も新しくなったのでしょうか。その駅からまるで大入道がぐっと顔をのぞかせているような岩山を見ることができます。真田氏の要塞だった「丸岩城」です。


長野原草津口からJRバスで草津温泉に向かいました。路線バスなのにまるで観光バスです。
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