つくし取り、料理 3月28日

淀川の新豊里団地側の堤防斜面には無尽蔵に土筆が背を伸ばしています。陽気に誘われて土筆取りに出かけました。

料理にしておいしいのは胞子を出す前の土筆がいいと聞いていますが、僕はなるべく放出後の頭がカサカサになった土筆を摘まむようにしました。子孫を残す役割を果たした土筆です。69歳をあとわずかにひかえた自分の優しさにジーンときます。（笑）


斜面での移動は結構疲れるものです。20分ほど土筆取りの作業をしたかと思います。家に帰って料理前の処理をしました。この処理、鞘（はかま）取りが大変です。テレビを見ながらの作業でしたが1時間半はかかりました。土筆のアクで指先は真っ黒。自分にこんな根気があったのか、またもやジーンと。(´；ω；｀)

さあ、いよいよ料理に取りかかります。水洗いを３度ほど繰り返し、大鍋で茹で、湯切りをし何を作るか思案しました。実は思案するほどでもなく佃煮に決定。（他にレシピを知りません）


フライパンに油をひき土筆を炒め、だしの素、お酒、みりん、醤油で味付け、ちょっと物足りなかったので、めんつゆを少々加え煮詰めました。

さて、これが出来栄えです。あんなに苦労して取って処理して、こんなにわずかな佃煮になりました。味ですか？人それぞれの好みがありますからね。実はちょっと辛いです。|ω-`*)ｼｭﾝ
つれあいがさっき帰ってきて土筆の佃煮をつまみました。「お父さん！家の前で売りに出したら」
これが今日の結論です。<(｀^´)>

梅に鶯じゃなくてメジロ

忙しすぎて、梅見どころじゃなかった人に捧ぐ。【3月12日城北公園にて】




梅の花の盛りは過ぎましたが、好天に白梅、紅梅が映えていました。