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2017年2月からこのブログを始めました

ムクゲとコスモス2018.7.26

2018-07-26 16:05:11 | 日記
5時半に出かけたことが久しぶりの散歩、淀川堤防に上がる前に公園に立ち寄ってストレッチをしています。その公園は旧地名に因んで「三番公園」と言いますが、公園内にお皿型の滑り台があって、通称「お皿公園」と言っています。

この公園をお掃除されているのは、老人男性お二人。もうすっかり顔見知りになっていて、僕とは挨拶、雑談を交わす間柄です。今朝の会話はこんな風でした。


僕が「ムクゲ、お世話のおかげで今年も楽しませてくれますね」と言うと
「いやあ、今年はあきません、この日照りで。ほれ、これ見てください。もう蕾で枯れてしまっています。これもあれも。いくら水やりしてもこの暑さに勝てません。」

この後、堤防に上がり赤川鉄橋まで来ましたが、堤防下には毎年川に沿ってコスモスが帯状に咲きほこっているはずです。ところがそこは無残に枯草に化していました。ここも毎夕方にお年寄りのおじさんが川から水を汲んで水遣りをされているところでしたが。

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沖縄から一陣の涼風

2018-07-19 14:58:32 | 日記
熱い、暑い、暑いの度を越しています。これからどうなるのか恐怖感をもちます。
一方で政治社会では被災地を無視して、IR博打法、参議院6増法が可決されようとしています。もうこの国は「無茶苦茶でござります」(花菱アチャコを想起せよ)

そんな不快な世の中でが、一陣の清涼の風を送ってくれた沖縄の少女の言葉を、もうご存じだと思いますが、あえて今、紹介させていただきます。

https://www.youtube.com/watch?v=iRkp7c96a70


<平和の詩全文>
(原文のまま、沖縄県平和祈念資料館提供)

生きる 浦添市立港川中学校3年 相良 倫子

私は、生きている。
マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、
心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、
草の匂いを鼻孔に感じ、
遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

私は今、生きている。

私の生きるこの島は、
何と美しい島だろう。
青く輝く海、
岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、
山羊の嘶き、
小川のせせらぎ、
畑に続く小道、
萌え出づる山の緑、
優しい三線の響き、
照りつける太陽の光。

私はなんと美しい島に、
生まれ育ったのだろう。

ありったけの私の感覚器で、感受性で、
島を感じる。心がじわりと熱くなる。

私はこの瞬間を、生きている。

この瞬間の素晴らしさが
この瞬間の愛おしさが
今と言う安らぎとなり
私の中に広がりゆく。

たまらなく込み上げるこの気持ちを
どう表現しよう。
大切な今よ
かけがえのない今よ

私の生きる、この今よ。

七十三年前、
私の愛する島が、死の島と化したあの日。
小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。
優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。
青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。
草の匂いは死臭で濁り、
光り輝いていた海の水面は、
戦艦で埋め尽くされた。
火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、
燃え尽くされた民家、火薬の匂い。
着弾に揺れる大地。血に染まった海。
魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。
阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。

みんな、生きていたのだ。
私と何も変わらない、
懸命に生きる命だったのだ。
彼らの人生を、それぞれの未来を。
疑うことなく、思い描いていたんだ。
家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。
仕事があった。生きがいがあった。
日々の小さな幸せを喜んだ。手を取り合っ
て生きてきた、私と同じ、人間だった。
それなのに。
壊されて、奪われた。
生きた時代が違う。ただ、それだけで。
無辜の命を。あたり前に生きていた、あの
日々を。

摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。
悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。
私は手を強く握り、誓う。
奪われた命に想いを馳せて、
心から、誓う。

私が生きている限り、
こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争
を、絶対に許さないことを。
もう二度と過去を未来にしないこと。
全ての人間が、国境を越え、人種を越え、
宗教を超え、あらゆる利害を越えて、平和
である世界を目指すこと。
生きる事、命を大切にできることを、
誰からも侵されない世界を創ること。
平和を創造する努力を、厭わないことを。

あなたも、感じるだろう。
この島の美しさを。
あなたも、知っているだろう。
この島の悲しみを。
そして、あなたも、
私と同じこの瞬間(とき)を
一緒に生きているのだ。

今を一緒に、生きているのだ。

だから、きっとわかるはずなんだ。
戦争の無意味さを。本当の平和を。
頭じゃなくて、その心で。
戦力という愚かな力を持つことで、
得られる平和など、本当は無いことを。
平和とは、あたり前に生きること。
その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

私は、今を生きている。
みんなと一緒に。
そして、これからも生きていく。
一日一日を大切に。
平和を想って。平和を祈って。
なぜなら、未来は、
この瞬間の延長線上にあるからだ。
つまり、未来は、今なんだ。

大好きな、私の島。
誇り高き、みんなの島。
そして、この島に生きる、すべての命。
私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

これからも、共に生きてゆこう。
この青に囲まれた美しい故郷から。
真の平和を発進しよう。
一人一人が立ち上がって、
みんなで未来を歩んでいこう。

摩文仁の丘の風に吹かれ、
私の命が鳴っている。
過去と現在、未来の共鳴。
鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。
命よ響け。生きゆく未来に。
私は今を、生きていく。


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【お晩菜食べ放題・ライブ&トーク2018.7.15】

2018-07-16 17:26:28 | 日記

午前11時に、中村氏ご夫婦、星山さんとJR鶴橋中央口前で待ち合わせ。
12時からの食事タイムには早すぎる待ち合わせだが、会場の勝山北5丁目までは歩いて行く予定を立てたからである。しかし、あまりの猛暑、タクシーで行くことになった。

「お晩菜食べ放題」は予約が予定数を超えたらしく、テーブル席を取り払い、立食パーティ風となった。


午後1時ライブ開始。最初は「カオリンズ」次に「李知承&すだっち」、とりが趙博さんである。外気の高温のすさまじさとそう広くない会場に30名以上の人々が詰めかけているため、クーラーはあまり効いていない。演者は汗だくの演奏と歌を余儀なくされている。

しかし、その熱演は僕たちに熱暑であることを忘れさせていた。特に僕が引き込まれたのは李知承さんの「哀号」である。歌、演奏、歌詞内容、どれも素晴らしい。李知承さんは貧しい在日家庭を愛とペーソスをもって歌い上げる。


これは当日のものではないがYOUTUBEから見つけたものである。ぜひ、聴いてほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=IC3awESfcCU&t=46s


ライブが終わったのは3時頃か、外に出てみたら李知承さんが立っていた。会場内にいる友人も呼びだして、記念写真を撮らせてもらった。僕はすっかりミーハーである。


帰りは僕ら二人と星山さんで地下鉄今里までの炎天下を倒れそうになりながら歩いた。歩きながら、李知承さんを知ったことは大収穫だ、と思っていた。
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