■文科省で全国学テの学校別成績の公表を検討し始める中、大阪市教委は、それを先取りするかのように大阪府内で初めて全国学テの学校別成績の公表に踏み切ることを教育委員会議で決定しました。最終的な判断は校長とされていますが、事実上強い強制力を持って進められる危険性が極めて高いです。
大阪市学校別成績を公開 学力テスト校長が最終判断
2014年3月19日朝日新聞
大阪市教委は19日の教育委員会会議で、国が実施する全国学力テストの成績を、市立小・中学校別に原則公開させることを決めた。各校が教育目標と達成手法をホームページ(HP)などで公表する際、成績を添付させる。ただ最終的に成績を公開するかは、保護者らのつくる「学校協議会」の意見を聞いて校長が判断するなど、裁量の余地を持たせることも検討する。
大阪市は、校長が1年間の教育目標と取り組みを「運営に関する計画」で示すよう条例で定めている。市教委は19日の会議で、計画を市教委に提出する際、全国学力テストの教科ごとの平均正答率や全国体力調査の種目別結果の添付を義務付けるように、学校管理規則を変更した。
この計画は、各校長が白校のHPなどで公表することを想定している。市教育振興基本計画案も「学校運営に関する情報を積極的に市民に公開する」と求めており、計画とセットで成績公開に踏み切る学校が一気に増える見通しだ。
公立小中学校での学校選択制の導入を求める橋下徹市長は「選択のためのデータとして学校別成績を開示すべきだ」と主張していた。
■また、3月22日の臨時教育委員会議から、順次各区からだされた案を「了承」することになっています。まずは、淀川区の学校選択制が議案に上がっています。
現時点では、24区中11区が学校選択制に慎重な姿勢を示し、2014年度からの導入を見送っています。しかし、6区で小中学校とも学校選択制を実施する方針で、そのうち住吉区と中央区は小中学校とも、最も弊害の大きい「自由選択制」です。中学校だけ実施も4区あります。
<3月18日現在>
小中学校とも実施(6区)
■住吉区 小中学校での「自由選択」の学校選択制導入
「住吉区就学制度の改善について(素案)」
■中央区 小中学校での「自由選択」の学校選択制導入
「学校選択制について」
■此花区 2014年度から学校選択制を実施
小学校:隣接区域選択制、中学校:自由選択制
■淀川区 小中学校での「隣接区域選択」の学校選択制導入
「淀川区の学校選択制(素案)」
■都島区 学校選択制を実施
小学校:2015年度から隣接区域選択制、
中学校:2014年度から自由選択制
■旭区
中学校だけ実施(4区)
■鶴見区 2014年度から中学校で「自由選択」の学校選択制
小学校は当面実施せず
■福島区 2014年度から中学校で「自由選択」の学校選択制
小学校は当面実施せず
■港区 中学校での「自由選択」の学校選択制導入
「港区における就学制度の改善並びに中学給食について(素案)」
■西区 2014年度から中学校で「隣接区域選択」の学校選択制導入
小学校は実施せず。
小中学校とも導入せず(11区)
■生野区 今回は決定せず。2016年度までに方針を決定
■東成区 2015年度から学校選択制導入(タイプは2013年度中に決定)
「東成区就学制度の改善方針(素案)」
■東住吉区 「学校選択制に賛成だが 現時点では導入しない!」
「和田区長方針案」
■平野区 「学校選択制の導入について、賛成と反対が拮抗している状況にあることや、保護者の間でも学校選択制に関する理解がまだまだ不十分であることから、平成26年4月に学校選択制を導入することは難しい。」
■大正区
■天王寺区
■浪速区
■城東区
■阿倍野区
■住之江区
■西成区
未定
北区、西淀川区、東淀川区
■橋下市長も公然と発言していますが、学校選択制と全国学テの学校別成績公表はセットです。それが、今、同時的に市教委で決定されようとしているのです。大阪市教委に対して、全区での学校選択制反対と全国学テの学校別成績公表反対の声を届けてください。
【要請先】
大阪市教育委員会 総務部総務課企画グループ
TEL 06-6208-9013 FAX 06-6202-7052
大阪市学校別成績を公開 学力テスト校長が最終判断
2014年3月19日朝日新聞
大阪市教委は19日の教育委員会会議で、国が実施する全国学力テストの成績を、市立小・中学校別に原則公開させることを決めた。各校が教育目標と達成手法をホームページ(HP)などで公表する際、成績を添付させる。ただ最終的に成績を公開するかは、保護者らのつくる「学校協議会」の意見を聞いて校長が判断するなど、裁量の余地を持たせることも検討する。
大阪市は、校長が1年間の教育目標と取り組みを「運営に関する計画」で示すよう条例で定めている。市教委は19日の会議で、計画を市教委に提出する際、全国学力テストの教科ごとの平均正答率や全国体力調査の種目別結果の添付を義務付けるように、学校管理規則を変更した。
この計画は、各校長が白校のHPなどで公表することを想定している。市教育振興基本計画案も「学校運営に関する情報を積極的に市民に公開する」と求めており、計画とセットで成績公開に踏み切る学校が一気に増える見通しだ。
公立小中学校での学校選択制の導入を求める橋下徹市長は「選択のためのデータとして学校別成績を開示すべきだ」と主張していた。
■また、3月22日の臨時教育委員会議から、順次各区からだされた案を「了承」することになっています。まずは、淀川区の学校選択制が議案に上がっています。
現時点では、24区中11区が学校選択制に慎重な姿勢を示し、2014年度からの導入を見送っています。しかし、6区で小中学校とも学校選択制を実施する方針で、そのうち住吉区と中央区は小中学校とも、最も弊害の大きい「自由選択制」です。中学校だけ実施も4区あります。
<3月18日現在>
小中学校とも実施(6区)
■住吉区 小中学校での「自由選択」の学校選択制導入
「住吉区就学制度の改善について(素案)」
■中央区 小中学校での「自由選択」の学校選択制導入
「学校選択制について」
■此花区 2014年度から学校選択制を実施
小学校:隣接区域選択制、中学校:自由選択制
■淀川区 小中学校での「隣接区域選択」の学校選択制導入
「淀川区の学校選択制(素案)」
■都島区 学校選択制を実施
小学校:2015年度から隣接区域選択制、
中学校:2014年度から自由選択制
■旭区
中学校だけ実施(4区)
■鶴見区 2014年度から中学校で「自由選択」の学校選択制
小学校は当面実施せず
■福島区 2014年度から中学校で「自由選択」の学校選択制
小学校は当面実施せず
■港区 中学校での「自由選択」の学校選択制導入
「港区における就学制度の改善並びに中学給食について(素案)」
■西区 2014年度から中学校で「隣接区域選択」の学校選択制導入
小学校は実施せず。
小中学校とも導入せず(11区)
■生野区 今回は決定せず。2016年度までに方針を決定
■東成区 2015年度から学校選択制導入(タイプは2013年度中に決定)
「東成区就学制度の改善方針(素案)」
■東住吉区 「学校選択制に賛成だが 現時点では導入しない!」
「和田区長方針案」
■平野区 「学校選択制の導入について、賛成と反対が拮抗している状況にあることや、保護者の間でも学校選択制に関する理解がまだまだ不十分であることから、平成26年4月に学校選択制を導入することは難しい。」
■大正区
■天王寺区
■浪速区
■城東区
■阿倍野区
■住之江区
■西成区
未定
北区、西淀川区、東淀川区
■橋下市長も公然と発言していますが、学校選択制と全国学テの学校別成績公表はセットです。それが、今、同時的に市教委で決定されようとしているのです。大阪市教委に対して、全区での学校選択制反対と全国学テの学校別成績公表反対の声を届けてください。
【要請先】
大阪市教育委員会 総務部総務課企画グループ
TEL 06-6208-9013 FAX 06-6202-7052
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