大阪教育条例NO!

2012年、大阪で成立した教育関連条例の具体化と、「君が代」不起立処分に反対する運動の交流ブログ

松井知事に新教育長を任命する資格はない!中原元教育長の任命責任と擁護責任を問おう!

2015-03-15 21:06:51 | パワハラ中原教育長の辞任要求
■3月13日、中原教育長に続き、陰山教育委員長も辞任しました。現時点で教育委員が3名となり、大阪府教委は異常事態に陥っています。今回の大阪府教委の異常事態の責任は、中原教育長を任命し、最後の最後まで擁護し続けた松井知事にあります。

①松井知事は、立川教育委員が中原元教育長のパワハラを告発したときには、「組織決定した後に従わなければ、組織にはいられない。まず自ら組織を出るべきだ」と被害者である立川委員に矛先を向け辞職を求めました。(2014年10月30日)
◇松井知事、女性教育委員に〝辞職勧告〟 橋下市長の〝盟友〟教育長の高圧発言問題で 産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/141030/wst1410300036-n1.html

②松井知事は、第三者委員会の調査報告書が出たときには、「「要はやはり、アメリカナイズしすぎて、ちょっと肩ひじ張りながら部下に対する接し方がまちがってた」「理想を追い求める中で、ちょっと走りすぎてた」。「(立川委員にたしいて)中原が『ちょっとそれは待ってくれ』というのは当然だと思います」「罷免の要件にはあたらないと思いますよ」と中原元教有長を擁護し続けました。

中原教育長の辞任でこの問題を終わらせることはできません。
松井知事の中原教育長の任命責任と擁護責任を厳しく問う必要があると思います。

■松井知事はすぐさま後任の新教育長を3月17日の府議会に提案を表明しました。しかも次の新教育長は、新教育委員会制度下で教育長と教育委員長を合体させた強い権限をもつ職務となるものです。

今回、第三者委員会が中原元教育長を批判したのはパワハラだけではありません。第3次報告書では、「子ども認定園」条例改正について教育委員会での意志決定プロセスの中で、中原元教育長が知事からの意見照会に対して教育委員に必要な情報を提供せず、正式な教育委員会で決議を取ることをせず、短時間の協議で「強引に意見集約」したこと、そして教育委員会の意志を教育長の「代決」で進めようとしたことに対して批判しました。つまり教育長が独断で決めていったことを問題視ししたのです。
 教育長と教育委員長の二つの権限を併せ持つ「新教育長」を任命するとき、この中原元教育長の権限を逸脱した動き=「暴走」をどのように総括するのか、教育長の任命権者である松井知事は見解を明らかにすべきです。それ抜きに「新教育長」を任命することなど許されないと思います。

■3月17日の大阪府議会では、松井知事は商工労働部の向井正博労働政策監を新教育長に任命しようとしています。松井知事は、自らの任命責任を問われないように陰山教育委員長を辞任させ、新教育長を任命することで幕引きをはかろうとしているとしか思えません。松井知事は、後任の人選をする資格はなく、自らの任命責任を果たして辞任すべきです。松井知事に対して任命責任と擁護責任を問う声をとどけてください。

□松井知事への抗議の要請先
http://www.pref.osaka.lg.jp/fumin/fusei_iken/index.html

■大阪府議会各会派に対して17日の本会議で新教育長の提案に同意せず、松井知事の責任を追及するように要請してください。

□大阪府議会大阪維新の会府議団
TEL:(直通)06-6946-5390 (代表)06-6941-0351 (内線3387,3388)
FAX:06-6946-5391

□大阪府議会自民党府議団
http://jimin-osaka.jp/inquiry/index.html
(代表)06-6941-0351 から自民党府議団につないでもらう

□大阪府議会公明党府議団
(代表)06-6941-0351  から公明党府議団につないでもらう

□大阪府議会民主党府議団
(代表)06-6941-0351  から民主党府議団につないでもらう

□大阪府議会日本共産党府議団
TEL 06(6941)0569
FAX 06(6941)9179 
メールjcp@gikai.pref.osaka.jp

最新の画像もっと見る

コメントを投稿