大阪教育条例NO!

2012年、大阪で成立した教育関連条例の具体化と、「君が代」不起立処分に反対する運動の交流ブログ

3/5 「中原徹教育長の即時罷免を要求する」署名と要求書の提出

2015-03-08 16:07:25 | パワハラ中原教育長の辞任要求
「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネットの山田です。

3月5日の中原辞任要求の府教委前集会は約50名の参加を頂き、その前の署名の提出(追加分の団体署名10、個人署名146で、計団体133、個人署名3024筆)や松井知事への罷免要求書の提出も含めて、行動へのご参加・ご協力ありがとうございました。野党の辞職勧告決議も議事運営委員会で維新が抵抗している中、府議会最終日の17日まで連続した行動が必要と考えています。当面、教育常任委員会が開かれる3月9日(月)と10日(火)は府教委前でのマイク・ビラ情宣、署名活動で辞任アピール行動を行いますので、一部の時間でもご参加頂ければ幸いです。また以降、メール等で発信いたしますがよろしくお願い致します。

提出した要求書

中原徹教育長の即時罷免を要求する

私たちは、中原教育長の1日も早い辞任を要望します。中原教育長は、「教育長としての人格として不適格」とまで断定されながら、なお続投を表明しています。それを擁護する松井知事に任命権者としての教育長罷免を要求します。自ら犯した違法行為に責任をとらない教育長をこれ以上放置しておくことは無責任です。違法なパワハラの再発は容易に想像でき、それを容認する松井知事も同等の責任を問われるものと考えます。自らの過ちに対してその責任の取り方も知らない教育長を大阪府民の誰が認めることができるでしょうか?各会派、府民からすでに辞職勧告、要望がこれほど集中しているにもかかわらず、真摯に受け止められない松井知事に改めて事態の重大さと、知事の責任を問いたいと思います。

2月20日大阪府教育委員会により公表された調査報告書(「認定こども園条例改正に係る事実関係等調査チーム」による)では、以下のような事実が認定されました。
立川さおり教育委員に対して「自己満足」「目立ちたいから」「教育委員でいられるのは任命した『知事のおかげ』」「任命してくれた知事に対する『裏切り』」「知事を後ろから『刺す』ようなもの」「自分も不信任が出され、職を追われて、辞めなければならない。その時は、名誉毀損で『訴えますよ』」といった趣旨の発言が、中原教育長よりなされたこと(10月21日、府議会教育常任委員会直前の打合せ)。これらは明らかに人権を侵害する発言です。

さらに、4名の大阪府教育委員会事務局職員に対する中原教育長の「精神鑑定」発言、降格・左遷など不利益処分や解職などを示唆する言動も認定されています。内1名はこのことで退職まで追い込まれています。これらの事実は、府民から見ると、中原徹教育長の教育長としての資質を疑わせるだけでなく、教育行政に対する不信感を著しく高めるものです。事実、調査報告書自体が「教育長としての権限を逸脱し、教育委員としての品格にも関わる不適切な言動であったことは明らかである」と結論付けています。言うまでもなくパワハラは、人権侵害であり、違法行為そのものです。

一方、府教委は、中原教育長の教育委員としての適格性等の判断については、「任命権限を持つ知事のご判断と府議会でのご議論の行方をまず見守りたい」としています。今や府民は、なおも居座る中原教育長に厳しい目を注ぎ、府知事がどのような決断をするのか、また府議会での論戦の行方を見守っています。人権侵害、違法行為、犯罪的な行為が許されてよいはずはありません。
 
2010年4月1日、府教委は自ら教職員に対して「職場におけるパワー・ハラストメントの防止及び対応に関する指針」を示しました。しかし当の教育行政のトップのパワハラが公然化しても、なおも居座り続けることができるなら、大阪の教育の道徳的危機はさらに深まると言わざるを得ません。
 
私たちはこうした現状に鑑み、貴職に以下の点を強く要求するものです。

一、発表された調査報告書に基づき、中原徹教育長の責任を問い、教育長を直ちに罷免すること。

以上

「日の丸・君が代」強制反対!不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク

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