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おろちのB気持ち(盛夏編)

気がつけば、季節は夏・・・。で、記事は?

「眠らないうどんタウン」、高松

2005-09-16 23:56:10 | 旅-四国編
(写真:街中の銀行と看板。「サリュー!って何?!」怪しい・・・)

ホテルには戻ったものの、なかなか寝付かれない。休みになって昼夜逆転
の生活になっていたので、そのせいであろう。3時を過ぎても眠れない。

そこで、読書タイム。「恐るべきさぬきうどん」を読んでみる。実は買った
もののほとんど読んでいなかった。

で、地図を見ると、見慣れた通り名ばかり・・・。そうそう、漆器やさん
さがしで、ここ、高松市街をかなりぐるぐるまわらせていただいたお陰である。

時刻は3時過ぎ。調べると数百m位のところに5時までやっているお店が
あることを発見。しかも上手いとある。早速出かける。

お店に近づくと、何故かタクシーがそのお店に極近いコンビニの前で何台も
たむろしている。繁華街もそのほとんどがもう店じまいしているのに・・・
怪しい・・・。

全く道に迷うことなく、お店の前に立つと看板の電気が消えていた・・・。
でもちょっと待てよ、お店の中から明かりが・・・。で、思い切って店の
戸をあけると・・・。

     「!」

中には十人以上の人たちが黙々とうどんを食べていた。飲み屋と違って
あまり会話が交わされず、異様な雰囲気。なんだか新興宗教の秘密の儀式を
うっかり見てしまった!・・・そんな感じ。

渋谷のクラブで(そんなとこ行った事ないが、イメージで、)ぱらぱらでも
踊ってそうな、いまどき系の茶髪の若い女の子が出てきて、ひとこと

(茶髪) 「本日はもう閉店しました」
(おろち)「はぁ?・・・」

だって、皆、こんなに、がつがつ食べてるぢゃないか?・・・5時まで、
やってるんだよね?・・・心中でそう思い、半分怒りつつ、返答すると、
困った顔をして、奥の厨房の若い人に助け舟をもとめる。

(茶)「そ、そうですよね」

どうやら、玉切れということらしい。かなり悔しかった。開店は、今日の夕方
6時だそうだから、もう一泊しないかぎり、ここのうどんは食べられない・・・。

「恐るべき、さぬきうどん・・・」

ホテルに戻る道すがら、本のタイトルを何度も復唱する・・・。

外には10台近いタクシーがたむろしている・・・。このお店狙いなんだろうか?

新興宗教に、「はまった」のは私かもしれない。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お、おもしろい…★~ (まほむ)
2005-09-17 03:55:19
おじゃましまーす(こんな時間に、)

おろちさん、笑わせてもらいました・・ヾ(^0^)

表現・文章力があってウラヤマシイです~。

結局、うどんを食べることは出来たのでしょうかっ?
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笑える?笑えない? (おろち)
2005-09-17 22:16:40
笑えない事実だからこそ、笑ってしまうんだよね~。

本文の通り、ここのうどんは食べられませんでした。



そんな悔しさを文書にぶつけてみました・・・?
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