屋久島たび記録11・・・ウイルソン株 2005-02-04 23:11:11 | 旅-屋久島編 縄文杉に心打たれつつ、しばらく下ると、それはある。 大きな切り株。その中にはいると・・・。 これがほんとに切り株の中なのか・・・というほど、 広い。中には川が流れていて(川!)、祠がある。 まずは祠に無事下山できることを祈願して・・・。 写真を撮る。
屋久島たび記録10・・・屋久島温泉物語2 2005-01-25 23:32:46 | 旅-屋久島編 さてさて、2つめに立ち寄ったのは、湯泊温泉。 海沿いで海岸線を眺めながらのんびりと浸れる。 到着すると、おばさんたち数人でにぎわっていた。 大阪弁?関西の人たちだろうか? 「いい温泉だよ~」 口々に言い残し、そのにぎやかな音の塊は 駐車場の方へと消えていった。 正直、バッティングしなくてよかった。 簡易な、ついたてがあるだけの事実上混浴なので、 大騒ぎになっていたこと間違いないだろう・・・。 ちょっとぬるめで長居をすると湯冷めしそうなので、 早々に切り上げた。海を眺めながらののどかな雰囲気は 絶品だと思う。屋久島ゆえに混雑もないし・・・ (今(当時10月)は屋久島的にはシーズンオフである)
屋久島たび記録9・・・水の島、屋久島の酒 2005-01-21 22:59:03 | 旅-屋久島編 やはり、サケて通れないのがコノ話題。なにしろ、水の島と 呼ばれているほど水が豊富なところである。 お勧めは「三岳」という焼酎。どちらかというと、苦手な ヂャンルなのだけれど、これはすっきりとして美味しかった。 登山のツアーガイドいわく、土地に合った酒・・・。 ここ屋久島で飲む、山で汲んだ水の水割りは、最高だった。
屋久島たび記録8・・・屋久島温泉物語1 2005-01-17 22:27:15 | 旅-屋久島編 国内旅行といえば、やっぱ温泉。 どこへ行っても湯に浸って 「あ~やっぱり日本はいいにゃぁ~ ・・・ほおんと、日本人でよかったにゃぁ~」 とつぶやくのがなんといっても楽しみ! (ざまぁみろ、非日本人(だれのこっちゃ?)) 最初に立ち寄ったのは平内海中温泉。満潮時には 水没してしまうので、干潮時にしか入浴できないとか・・・ 立ち寄ってみると、カップルが入っていた。 かなり遠目でしか見なかったけど、水没寸前(笑) バスタオルを巻いた女性と慌てふためく男性が滑稽だった。 (こっちも遠めにざまぁみろ・・・といいつつ 内心、いと、うらやまし(笑)) にやにやしながら、次の露天を目指した。
屋久島たび記録7・・・屋久島のけもの 2004-12-28 23:17:39 | 旅-屋久島編 屋久島のけもの・・・それは猿と鹿のみ。 それぞれ屋久猿、屋久鹿と呼ばれる この島独自の種。山に入ると、鹿は頻繁にみられ、 世界遺産登録域に入る西部林道では、イヤというほど 猿も見ることができた。いずれも小さい。 ガイドいわくイノシシ、熊などの天敵がいないから だという。屋久鹿は、寒い地方にいる蝦夷鹿の半分くらい、 屋久猿は日本猿より一回り以上小柄である。猿の子供は 握りこぶしくらいしかなく、すばやく動き回るさまが 可愛らしかった(写真なくて残念・・・) 川には魚がいない。これは、急流であることと、えさになる 生き物が少ないためだという。 いずれにせよ、島内には1万4千人もの人が住んでいながら、 犬や猫、その他、人が持ち込んだ生き物で生態系を 壊されてはいない・・・。日本ではこんなところは、 まれではないだろうか? (仕方ないので、お土産の万年カレンダーのイラストをどうぞ (左下)イメージするのはちと困難かも知れませんが・・・)
屋久島たび記録6・・・あんまむし 2004-12-14 23:12:47 | 旅-屋久島編 登山2日目。縄文杉からの帰り道は、そのほとんどが トロッコ軌道。落差ないところをらくらく下ってゆく。 逆に楽しみもない。ガイドが時々、リズムを崩す。 それは、足長な真っ黒なクモのようなものが横切る 瞬間である。植物も生き物も傷つけまいとする 心優しいエコ、ガイド。踏みつけないようにしている ようだ。 何度目かの真っ黒な「彼」の横断。ひょいと捕まえて 解説してくれる。転がるようにぴょんぴょんハネながら すばやく走り回るさまは、確かにユニークだった。 トトロの「まっくろくろすけ」のモデルになったとも いわれている「あんまむし」だそうだ。クモだと 思っていたが、足が6本で1本は足ではなく、座頭市 の杖の様にあたりを探るための触手?だという。 小豆よりも小さな体に10cm以上もある糸のような 細い足と杖がある・・・。 写真がないのが残念だが、細身なので写らない?かも しれない・・・。
屋久島たび記録5・・・花之江河(はなのえごう) 2004-12-07 23:01:48 | 旅-屋久島編 屋久島にある高層湿原。むしろこんな風に 霧の方が幻想的でいいという意見もある。 生まれて初めて見る、浮世離れした景色に ちょっと衝撃。 この日、薄雨の中、屋久島登山縦走、 来てよかったと思えた最初の景色であった。
屋久島たび記録4・・・屋久島のヒメシャラ 2004-11-26 23:00:55 | 旅-屋久島編 ガイドさんの説明があるまで、さるすべりだと 思っていた。すくなくとも本土では、そんなに 目立つ木ではない・・・。 雨にぬれて、てかてかしている様子は、 人肌にも似て・・・いろ、いや、ちょっと 怪しげな雰囲気をかもし出している。 釈迦が涅槃に入ったとき、四方にあった木、 で有名な沙羅双樹(広辞苑より)の シャラの仲間らしい。 あちゃ~、すごいの見つけてしまった。 広辞苑には、ヒメシャラがサルスベリだと 書かれている。不安になって樹木図鑑を 引くとやはり広辞苑が間違い。 樹木図鑑にはヒメシャラの花の写真があった。 広辞苑の説明にあるとおりまさに「ツバキ科」 の花、ツバキの花である。 でも、サルスベリは・・・。真夏に咲くあの ぷちぷちした花、どう考えても同じではないよな。 あ~でもでも、広辞苑のサルスベリで引くと ヒメシャラの別称とある。知ってかしらでか そういう意味ならあっているのだろうか???
屋久島たび記録3・・・屋久島フルーツガーデン 2004-11-16 22:50:28 | 旅-屋久島編 今日は登山の次の日の話題から。 その日は、レンタカーで島一周した。とまった その宿で洗濯などしたりしていたら、出発が遅れた。 その事はちょっとおいておいて・・・ その中の出来事からひとつ、かいつまんで・・・。 ’その’ということから、連想して(?)この園(その)、 「屋久島フルーツガーデン」 に立ち寄った時のお話を・・・。 島の南部に位置する、まさに南国の楽園、何が凄いといって 頼みもしないのに年配の方がガイドしてくれたこと。 どのくらいの広さなのかよくわからないが、あっちへ いったりこっちへいったり・・・。 複雑なつくりになっているのだろうか、どこをどう巡ったのか さっぱりわからない。さらにさまざまな説明を 受けたのだけれど、こちらも、残念ながらあまり覚えていない。 途中でほんとに綺麗だったので、南国系のハスの花を撮った。 ガイドが終わると、中央の休憩所兼売店には大皿に 8種類のフルーツ試食と、3種類のジャム試食・・・。 どれも見たことない様な珍しいもの。 すごいアトラクションがあるとかでもなく、決して 派手ではないけれど、真心がこもっていてかつ、 楽しく、美味しく・・・ 訪れた人を純粋に楽しませてくれる、ほんと、いい テーマパークだなと感じた。ちょっとスタッフの高齢化が 気になったが、気遣いが細やかだったりとかして、 それがまたいいのかもしれない・・・。 派手な服装に身を包んだ若くて綺麗なおねーさん達が なにもせずに、にこにこして立っている・・・ それが一般的なテーマパークの私のイメージ。 それが悪いとはあえて言わないけれど・・・。 ちゃらちゃら、アンチ派な私のような輩には、この 「屋久島フルーツガーデン」 一見の価値があるかもよ。 (写真:フルーツガーデンの中にあった南国系?のハス。 あまりに綺麗だったので・・・)
屋久島たび記録2・・・屋久島しゃくなげ 2004-11-09 23:50:37 | 旅-屋久島編 中4日のたびの中で、前半2日は登山。ここでは、 「縦走」だけで通じるコース。 一日目は、小花之江河、花之江河といった高層湿原をぬけ、 文字通り投石岳から縦走し、屋久島最高峰の宮之浦岳 (1936m)を越えて山小屋に一泊。翌日縄文杉を 見て、白谷雲水郷をぬけるという本格的な登山コース。 そのなかで、さまざまな解説をしてくれるのが、 ガイドさんである。その話の中で一番印象に残っている のが、屋久島しゃくなげの話。5~6月に大きな花を たわわに付ける屋久島の花の主役である。 (もちろん、10月に花は見られませんが・・・) 標高1200mくらいまでと1500m以上では、 葉の裏が違う。1200mだと葉の裏が緑で普通の 葉裏なのだが、1500m以上だとコルク状の ふかふかな茶色になっている。過酷な条件に適応し 葉に水分を蓄えられる仕組みなのだという。 ガイドが強調して言っていたのは、屋久杉が長寿なのは 環境がきびしいからだという。 植物のしたたかというか、強靭さにちょっと気が振れる (キチガイ?)
屋久島たび記録1・・・染井吉野狂い咲き 2004-11-05 20:57:36 | 旅-屋久島編 まさに、タイトルのとおり。上陸初日、宮之浦で上屋久町の 役場の向かいにある上屋久町歴史民俗資料館を見学する 直前のこと。屋久島で、染井が狂い咲きしているのは、 Webを見ていて知っていたけど・・・。 こんなに沢山の花が狂い咲きしているのをみたのは 生まれて初めて。沢山の台風とこの南国の気候のせいで こんなことになったのだろうか? これはその中で一番激しかった役場前の木。でも 宮之浦川沿いに植えられた数本の桜もまるで、十月 桜でもみているかのごとく・・・いや、それ以上に 凄い勢いで咲いていた。 おそるべし、屋久島(写真:2004-10-03)。