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改革すべき選挙制度

2023-04-23 11:23:02 | 選挙

日本の政治が腐敗している要因の一つは、その選挙制度にあると思います。

その1.被選挙権について

日本国憲法では
<第15条第3項>
・公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

<第44条>
・両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によって差別してはならない。

とあるのですが、実際の普通選挙法では被選挙権については財力による差別がまかり通っています。


供託金制度は、「当選を狙う意思のない人が売名などの理由で無責任に立候補することを防ぐためにある」と言う理屈なのですが、そもそも他人の意思など完全に判別できるはずもないし、余裕で供託金を出せる人が売名行為で無責任に立候補する、という事もあり得るのでこの理屈は間違っています。
本来はたとえ如何なる理由であったとしても財力で制限せず、誰でも平等に被選挙権を得られるべきではないでしょうか。
通常ではとても用意できそうもないような金額を預けないと権利を得られず、それどころか没収される可能性があるとか、全くもって不平等なシステムです。
海外では裁判所の違憲判決を受けて制度を廃止した国や、有権者らの一定数の署名を金銭の代わりに立候補の条件にする国もある、らしいですから、日本の選挙が如何に差別主義で後進的なのかがわかります。

日本で被選挙権を得られるような人は、強力な組織に守られた特別な人がそのほとんどであり、その組織というのが国民の立場に立っていないか、立っているふりをして実はそうではないもの、しかありません。
国民がどれだけ消費税増税を反対しようが、増税に次ぐ増税という現実は、民意が全然政治に反映されてないという証です。つまり、選挙に関係なく増税は最初から決められているわけです。
それら諸悪の根源は売国政治を推進する悪徳政治家であり、それを生み出す選挙システムに他なりません。
腐敗政治に風穴を開けてくれる政治家を出現させない為にハードルを設ける、というのが供託金制度の本質である、と私は理解しています。

 

その2.秘密選挙について

<第15条第4項>
すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない

いわゆる無記名投票というやつなのですが、自分の場合は別に記名でも全く問題ないと思っています。誰に投票したかの他人に知れたとしも問題ないです。
余談ですが、私自身ここ何年かは国政選挙に行っていません。与党も野党も売国政治屋ばかりで投票したくないからです。
どれを選んでもハズレなので行っても無駄、というか、売国奴に投票すれば売国政治に加担することになるので、国政選挙に行くのは積極的にやめています。

話が反れましたが、無記名投票の弊害について思うとことがあります。
それは、これが不正選挙の温床になっているという疑念。

現在の投票システムは、
・選挙人が投票所で投票用紙に候補者の氏名を書いて投票箱に入れる。
・投票箱を開票所へ移送する。
・投票箱を開け機械または人で開票・集計を行う。
(一定期間の後、投票用紙は処分)

ざっくりですがこんな感じでしょうか。
投票から集計までの間、何度も人間や機械の作業が入ります。
そして、作業の数だけ不正を行う機会が発生します。
こんな個人の電子認証も何もない、お手軽投票システムなら不正行為の温床にならない方が不思議です。
だから、不正選挙が行われていると考えるのが妥当といえます。

秘密選挙の為の無記名投票が悪であるという事ではありません。
問題は、今行われている無記名投票のお手軽さと引き換えに、安全性が損なわれている点です。

究極の安全性を求めるなら、誰が誰に投票したのか誰でも確認できるシステムが最善なのでしょうが、秘密選挙の原則があるのでそうは簡単に行きません。
しかし、IT技術を駆使すれば秘密を守りながら安全性を確保できるシステムを構築できるはずです。
結局。機械を使うのは人間ですから絶対に不正がなくならないという保証などありませんが、今よりずっとまともになるはずです。

どなたか作ってくれませんか


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