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古代ユダヤ人は「河を越えてやってきた人殺し賊」

2015-10-20 20:18:00 | 国際金融資本・ユダヤ

「真のユダヤ史」ユースタス・マリンズより
いま初めて明かすユダヤ民族の真の起源

・古代ユダヤ人は「河を越えてやってきた人殺し賊」

 ユダヤ人の記録は、事実と虚構がひどく入り混じっているので、真実を突きとめる作業は犯罪捜査のごとき様相を呈する。ヨゼフ・カシュタイン[1890~1946]の「ユダヤ人の歴史(Eine Geschichte der Juden)[ベルリン、一九三一年刊]は、ユダヤ人自身によって著されたもっとも信頼のおけるユダヤ史と認められている。ドイツ系のユダヤ人であったカシュタインの名は、もとの名前カッツェンシュタインを縮めたもので、生涯の大半を聖書学者として過ごした。「ユダヤ人の歴史」一三〇ページには、こう書いてある。

 「捕囚にされた最初のユダヤ人大集団である一〇支族は、何の痕跡も残さず消え去った」

 歴史家はふつう、何の痕跡も残さずに消滅した民族について書くのに、こんなふうに当然必極であるようには書かないものだ。ほとんどの歴史家は典拠資料にもどづいて仕事をするものだが、カシュタインに限っては、ユダヤ人の数ある口碑伝承の一つを、読む者にポンといきなり投げつけるだけである。それは何の根拠もなしに、ただ受け入れるしかないという類の伝承なのだ。
 ユダヤ人の起源は、彼ら民族名の語源によってこそ明らかになる。
「ユダヤ人(Jews)」という語は、古代の歴史においては未知の言葉であった。ユダヤ人は当時、「ヘブライ人(Hebrews)」という名称で知られていた。ヘブライ人という語は、われわれの知る必要があることをすべて教えてくれる。
「ブリタニカ百科事典」によれば、ヘブライ人は古代アラム語の単語「イブラーイ(Ibhray)」に由来すると定義されているが、おかしなことにアラム語のその単語が何を意味するのか、何のヒントも書かれていない。
 ウェブスターの「インターナショナル辞典」(一九五二年版)のような辞典類にはヘブライ人の一般的な語義が載っている。ウェブスターの解説はこうだ。
「ヘブライ人」は古代アラム語「Ebri」に由来し、このアラム語はヘブライ語の「Ibhri」から派生したものである。「Ibhri」とは「河を越えてやってきた者、という意味で、(一)イスラエル族を含む北方セム支族のうちのある部族に属する者」とされる。
 この説明は実に明解だ。ヘブライ人とは「河を越えてやってきた者」という意味なのである。
 河川は多くの場合、古代国家においては国境線であった。そして河を越えてやってきた者とは、異邦人という意味にほかならない。古代世界のどの国でも、ヘブライ人たちは異邦人と見なされていたのだ。この単語は一般的な用法では、「正体を明かすまでは信用してはならない者」という意味であった。
 ヘブライ人はすべての古代文献に「Habiru」と書かれていた。この単語は「聖書」にもエジプト文書にも頻繁に登場する。「聖書」では「Habiru」は「sagaz」という単語と互換的に使われていて、「sagaz」は「人殺し(cut-throat)」を意味した。
 すべてのエジプト文書で「Habiru」という単語が出てくるときは常に「sagaz」が脇に書き添えてある。つまり、エジプト人たちはユダヤ人のことをいつも「河を越えてやってきた人殺し賊」と記したのである。

 


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