橋下が極秘メール調査

橋下大阪市長が行った違法アンケートに続いて、今度はメール抜き打ち調査が物議を醸しています。
橋下氏によるとメール調査の目的は「一連の政治・組合活動の解明」だそうですが、これは自分に反対する職員を洗い出してマークするという魂胆なのか、気持ちの悪い調査です。
敵対する者を徹底的に排除して大阪市を完璧な橋下帝国にでもするつもりでしょうか。困った人です
大阪の皆さん、笑い事じゃないですよ

職員メール調査に着手＝政治・組合活動の実態解明で―橋下大阪市長　ウォールストリート・ジャーナル
　大阪市の橋下徹市長は２２日、市長部局の全職員約２万３０００人が庁内のパソコンで内外とやりとりしたメールの点検調査に着手したことを明らかにした。職員の不適切な政治・組合活動の実態を解明することが狙い。橋下市長は市役所内で記者団に対し、「業務メールだから問題ない。徹底調査するのが市民の求めだ。生ぬるい調査では実態解明できない」と述べた。
　総務局によると、点検調査を担当する市特別参与の山形康郎弁護士の指示に従い、既に市のサーバーに保存されていた１５０人分のメールのデータを同弁護士に提出した。このほかのデータについても準備ができ次第、提出するという。

橋下市長メール抜き打ち調査「公務員なら当然」か「ブラック企業なみ」か
こう調査目的、情報の利用目的が不確かでは、いかにも恣意的な調査に見えてくる。「市」というよりは、猛烈で狭量で猜疑心の強いワンマン社長が率いる「ブラック企業」の行いのようだ。

否、「ようだ」ではなく大阪市はブラック企業になりました

独裁も良くないが、ダブルスタンダードも良くないぞ


メールの問題は消去しようと思えば
簡単に消去できるわけだから

 
事前通知をやっていたら
簡単に消去する

そんな生ぬるい調査では
まったく実態解明なんかできない

などと、さぞ極秘調査が正しいような事をおっしゃいますが、

橋下知事、公開請求後に庁内メール削除　情報隠しの声も　朝日新聞
　大阪府の橋下徹知事は２６日、府幹部と送受信したメールの一部について、情報公開請求を受けた後に削除したことを明らかにした。これらは「不存在」として開示されない見込み。情報公開に取り組む専門家からは「情報隠し」との声があがっている。

府知事時代には、ヤバいメールを削除なんかして、ちゃっかり証拠隠滅してたりするわけで、ご自分には大甘なようですね。
まあ、お笑い弁護士のモラルなど所詮この程度です


以下ツイッターより

【橋下市長】オルタナ：自分のメールは削除していた橋下市長――府知事時代に http://goo.gl/8yFrP　「大阪府知事だった2008年12月、府民から情報公開請求のあった知事メールの内、９月以前のものを削除…報道陣に『めんどくさいから、メールを消しちゃいました』」

業務用メールの内容を管理者が調査することは、基本的には問題ないのですが、その中にプライバシーに関する情報が含まれている可能性もあるので、事前告知するのが原則です。（続く RT @injustice007 このあたりで郷原さんによる解説が必要かと。橋下大阪市長による市職員メール調査

大阪市職員のメール、極秘調査　橋下市長「問題ない」 http://t.asahi.com/5nwn 私は橋下市長について、ファシストという言葉は使わないようにしてきた。しかし、ここまで露骨に職員の内面に介入すれば、ファシストと言うほかなし。選挙で選ばれたとことは独裁を正当化しない。

 大阪市職員のメールをチェックして、勤務時間内の政治活動を罰するという橋下市長。「橋下さんに投票しよう」「維新の会に入れよう」というメールを発見したら、当然厳罰に処すんですよね？橋下さん？