LITERA より引用
http://lite-ra.com/2018/04/post-3941.html
今度は「加計」で安倍首相関与を決定づける朝日のスクープ! 首相秘書官と関係者の面会記録に「本件は首相案件」
![asahi_01_20180410.jpg](http://lite-ra.com/images/asahi_01_20180410.jpg)
決定的スクープを掲載した朝日新聞(4月10日付)
安倍首相がついにチェックメイトだ。朝日新聞が今度は加計学園問題で、安倍首相の関与を決定的にする証拠をスクープした。
今回、朝日が確認・掲載したのは、かねてより焦点とされてきた愛媛県や今治市の職員と加計学園幹部が官邸を訪問した「2015年4月2日」の面会記録。実は昨晩、NHKもこの記録が愛媛県で見つかったことだけを伝えていたのだが、その報道によると、同記録は〈国家戦略特区の説明資料として愛媛県が内閣府や文部科学省、それに農林水産省に配った〉ものという。
昨年の国会では、菅義偉官房長官をはじめ、萩生田光一官房副長官や山本幸三地方創生相(ともに当時)らがそろって、この日の面会記録について「保存されていないので確認できない」「破棄する取り扱い」などと答弁してきたが、愛媛県はこれを配っていたのである。
「ない」と言い張っていたものが突如見つかる──。森友問題しかり日報問題しかり、もはや国民はこの異常事態に驚かなくなっているが、しかし、この面会記録が衝撃的なのは、その中身だ。
この面会記録のタイトルはずばり「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について」。柳瀬唯夫首相秘書官(当時・現経済産業審議官)は昨年7月に官邸で対応した人物として「週刊朝日」(朝日新聞出版)に報じられ、同年7月24日の閉会中審査において「私の記憶するかぎりはお会いしていない」「(会った)記憶はございません」などと何度も否定したが、やはりこの日に対応していたのだ。その上、加計学園獣医学部の早期開学を文科省に迫ったとされる内閣府の担当者、藤原豊・前審議官まで同席していたとみられるのである。
この面会は、今治市が国家戦略特区に獣医学部新設を申請する約2カ月前のこと。そんな段階から首相秘書官や国家戦略特区を担当する内閣府の職員が特定の学校法人幹部らと面会する……。これだけでもすでに“本件の特殊性”が浮かび上がってくるようだが、決定的なのは、この面会記録に記された柳瀬首相秘書官の発言録だ。そこには、なんといの一番に、こう書かれているのである。
〈《柳瀬首相秘書官の主な発言(総理官邸)15:00》
・本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい。〉
「本件は首相案件」──つまり、加計学園獣医学部新設は国家戦略特区で議論される以前から「安倍首相マター」として特別扱いを受けてきた、出来レースだった。そのことがあらためてこれで証明されたのだ。
しかも、このほかにも柳瀬首相秘書官は〈国家戦略特区でいくか、構造改革特区でいくかはテクニカルな問題であり、要望が実現するのであればどちらでもいいと思う。現在、国家戦略特区の方が勢いがある〉などと解説し、獣医師会への対応も〈自治体等が熱意を見せて仕方がないと思わせるようにするのがいい〉など、かなり具体的な指示をおこなっている。また、柳瀬首相秘書官は〈農水省・厚労省も歓迎する方向〉〈文科省についても、いい大学を作るのであれば反対しないはず〉などと発言。このように安倍官邸は、加計学園獣医学部新設を「首相案件」として、はっきりとバックアップしていたのである。
朝日の記事ではこの柳瀬首相秘書官の発言部分だけが紹介されているが、これにはまだつづきがあるのか。そもそも、柳瀬首相秘書官が対応したことや加計学園幹部が同席していたことを昨年7月にスクープしていた「週刊朝日」は、この面会時、当時の文科相で、加計学園から200万円のヤミ献金疑惑が取り沙汰されている下村博文議員がやってきて、「やあ、加計さん。しっかりやってくれよ」と挨拶したと書いていた。
さらにもうひとつ付け加えれば、この日、加計学園幹部らの官邸訪問は15時から16時30分までだったと記録には示されているが、同日の首相動静を確認すると、安倍首相は15時35分から、ほかでもない下村文科相と面談をおこなっていた。はたして、こんな偶然があり得るのだろうか。
ともかく、「本件は首相案件」という首相秘書官による発言が判明したこのスクープによって、森友と同時に加計学園問題の真相を求める声が高まることは必至だ。そして、安倍官邸は今度は「柳瀬首相秘書官のスタンドプレー」などと佐川氏と同様にトカゲの尻尾切りをおこなうかもしれない。
だが、柳瀬首相秘書官が加計学園幹部らと独断で面会し、特別扱いする理由などどこにもない。特別扱いをする理由は、それは「首相案件」だからであり、言うまでもなく総理の「腹心の友」の学校だからだ。
昭恵夫人が関与した森友に、安倍首相が関与した加計。あとはすっぱりと、総理も国会議員も辞めてもらうほかない。
(編集部)
引用おわり
ついに出てきた。2015年4月2日午後3時、国家戦略特区を担当する安倍総理所感柳瀬さんと面会したことが明らかになり、面会記録に首相案件と書かれている。具体的に戦略特区提案をしている。まさに安倍案件。今まで隠していたことが明らかに! pic.twitter.com/qVDCpQmZV1
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2018年4月9日
「『本件は、首相案件』と首相秘書官 加計めぐり面会記録」
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2018年4月9日
首相の分身である秘書官が「本件は、首相案件」と言ったのは致命的だ。首相は「私が関与したと言った人は一人もいない」と繰り返したが、自分の秘書官がそう言っているではないか。https://t.co/FzvpBbEyOY
朝日がスクープした柳瀬首相秘書官と今治市の面会記録、勿論「本件は首相案件」の破壊力は絶大だが、その後に続く「自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識」を持てだの、また獣医師会には「自治体等が熱意を見せて仕方がないと思わせるのがいい」といった記載も露骨。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年4月9日
モーニングショーでも朝日の「首相案件」スクープ。玉川徹氏「これまでの『総理のご意向』などの表現と違い、案件というと個別性を帯びる。やはり加計じゃないかと」青木理氏「事実なら加計ありきが確認されたということで、むしろ官邸側が主導しているとさえ言える」 pic.twitter.com/pcOWhPa4Jm
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2018年4月9日
もう安倍夫婦は、日本をメチャクチャに壊している。安倍晋三は年貢の納め時だ。これ以上、日本を食い物にすることは許されない。議員も辞職して山口に帰るべきだ。米国に貢いで維持する総理の椅子。今度の訪米ではいくら貢ぐのか。長期になるほど税金は米国に流れる。 https://t.co/gixJtrxFFH
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2018年4月10日
また朝日新聞朝刊が大スクープ。2015年に愛媛県、今治市の職員、加計学園の幹部が、首相官邸で柳瀬総理秘書官と面会していた際の記録文書に、秘書官が「本件は首相案件」と述べたと記されていた。 pic.twitter.com/hVrSTJRlDo
— こたつぬこ (@sangituyama) 2018年4月9日
加計疑獄でも決定的な証拠が出た。
息をするように嘘を吐く安倍晋三、今度はどんな言い逃れをするだろう。
しかし、はっきり「首相案件」と記載されているのでは、何を言っても言い逃れは出来ない。
安倍が恋々と地位にしがみつくのは吐き気がする。
これ以上それを見せられるのは耐えがたい。
安倍はとっとと辞めろ。