Organic Life Circle

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チーズフォンデュー

2006年03月10日 | 料 理・ごはん


【用具】

  チーズフォンデュー専用の鍋とバーナー(または土鍋)
  フォンデュー用フォーク(または普通のフォークや串)

【材料】 (6人分)

  ニンニク                    数個 薄切り
  白ワイン(ドライ)               カップ1
  コーンスターチ                 大さじ1
  キルシュ(チェリー・リキュール)または白ワイン 小さじ2
  チーズ                     1 lb(約450g)

【作り方】

1. チーズをフードプロセッサーやおろし器で荒くおろす。
2. 鍋の底にニンニクをこすりつけ、ワインを入れて中火で温める。*沸騰させないこと。
3. コーンスターチをキルシュ(またはワイン)で溶いておく。
4. ワインが十分温まったら、おろしたチーズを加えて混ぜる。
  チーズが滑らかに溶けきるまで、スプーンやスパチュラで、
  円を描くのではなく、ジグザグに混ぜ続ける。
  *弱火から中火を保ち、決して沸騰させないこと。
5.  (3) を加え、滑らかでこってりするまで混ぜ続ける。
6. フォンデュー用のバーナーに移し、直火で温め続けながら、
  フォークに刺した具をチーズにつけていただく。
  *なるべく鍋の底をこそげながらチーズをつけると、鍋の焦げ付きが防げる。

スイスでは、角切りのパンをチーズにつけて食べます。本当にパンだけ。これでは栄養的に偏りすぎでは?と抵抗があったので、我が家では茹で野菜なども入れたヘルシーフォンデュー。チーズの種類と量の組み合わせで味が変ります。それぞれの家庭やレストランで独自のレシピがあり、色々試してみて自分にあったフォンデューを探してみてください。

基本形は、エメンタールEmmentalと グリュイエールGruyereを半分ずつ。エメンタールの割合を増やすとマイルドに、グリュイエールが多いとスパイシーになります。

【お勧め素材】

マイルドなチーズ: エメンタール Emmental、フォンティーナ Fontina
          ジャールズベルグ Jarlesberg
スパイシーなチーズ:グリュイエール Gruyere、アッペンツェラー Appenzeller
お勧めの具:    カリフラワー、ブロッコリ、ニンジン、生マッシュルーム、かたい豆腐
          *淡白な味で適度な硬さがあるものならなんでも使えます。

最後に少しチーズがお鍋に残ったら、溶かし卵を入れて好みのスパイスを振り、オムレツに。このためにわざとチーズを残すくらい。日本人が鍋の最後におじやをするような感覚かも。1 lbのチーズと最後の卵……恐ろしいことにぺロッと食べてしまうけれどコレステロール値が心配な方はお気をつけください。それから、チーズと相性の悪いのは炭酸の入った飲み物。胃の中でチーズが固まって消化不良になります。ビールやポップは禁止!                   

 (奥村千絵)


オーガニック・ライフ・サークル会報
2006年1・2・3月号(No.66)掲載

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