Organic Life Circle

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ブルーベリー・ピッキング@渡辺さん宅 2006年8月13日

2006年08月01日 | 活 動

<活動報告>

8月13日、日本はお盆、バンクーバーはオーガニック・ライフ・サークルのブルーベリーピッキングの日! お天気はまさにビューティフル・デーそのものといった日曜日。

前日「New Westminster Hwy.って、大きな道の横にもうひとつ、地図に書いてない細い道があるんですよ」「え…、それはちょっと…」という会話をして、朝、車を先導してもらうための待ち合わせ場所へと急ぐ。車も少なく大津さんの車の後をついていったのであっという間にリッチモンドに到着。

何組か先に来ている人たちに「こんにちは」の挨拶もそこそこに、早速ブルーベリーを摘み始める。「わあ、こんなにたくさん!」とか「すごい」と木に隠れて姿は見えないが、あちこちから声がする。7歳になる息子も大きなバケツを持ってやる気満々である。「たっちゃん(日本にいるいとこ)がここにいたらさぞ喜ぶだろうねえ」とか「こんなにおおきいのあったよ」とか話していると、次々と新しい人たちが到着し、「じゃ、私たちはこれで」と引き上げていく人たちを見送ったりしているうちに11時半をまわり、疲れてくる。

「そろそろ帰ろうか」と息子に言うと、「もうちょっとがんばる」というではないか。おお、何とたくましい! 昔、お友達の子供が、忙しくて一緒にこれなかったお母さんにあげる、と一生懸命摘んでいたのを思い出した。うちの子ももう立派な戦力になってるなあ。すごい成長!と、しばし感動にひたる。しばらくしてまた「疲れたでしょ、もう帰ろう」と言うと、「まだ、もうちょっと」 聞けば「冬までとっておく」ためにまだ一粒も食べていないという。そんな、せっかくブルーベリーに囲まれてるんだから好きなだけ食べてよ!

結局一粒も食べないまま12時過ぎまでがんばって、彼は3ポンドを収穫。私が摘んだのも合わせて計8ポンド。「1ポンド1ドルです」「え~、ほんとにオーガニックなのに1ドルでいいんですか!」畑の持ち主の渡辺さん、ありがとうございます。渡辺さんは、身内以外ではオーガニック・ライフ・サークルにだけ、年に一度ブルーベリー畑を開放してくださるのだそうだ。

「来年も来てください」と言われて、とても幸せな気持ちになる。だって、息子の成長が確認できて、ブルーベリーの大好きな息子に食べさせるのに安全なオーガニックで安く買えて、冬の食糧確保もできて、来年もまた来られるなんて。息子は「たのしかったー!」と言っているし、最高に幸せですよね。オーガニック・ライフ・サークルで企画してくださって、本当にありがとうございました。

(橋ヶ迫聡子)

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