昨日、日本列島に秋の風物詩、台風がやって来ました。近年にない大型の台風とニュースで伝えられ、暴風でうちが揺れるほどでした。翌朝、庭のバジルが倒れていたので市民農園に行ってみると、案の定、大きく育っていたバジルがばたり……。一株は土寄せをして残しましたが、２株は葉っぱが黒ずんていたのもあって抜き取ってしまいました。最後の収穫を楽しみにしていたトマトとミニトマトもぼとんと地面に落ちていて、何個か青いまま摘んで赤くなるのを家で待つことにしました。心は超ブルー。とはいえバジルをみすみす捨てるわけにもいかず、とにかくジェノバソースを作って念願のバジリコスパゲティを作ったら、そのおいしかったこと！！！ 今朝はチーズとケチャップとジェノバソースのトーストにしたら、またその美味たること。まさに家庭菜園の至福の時でした。
＜ジェノバソースの材料＞
バジルの葉 大15枚
にんにく 1かけ
クルミ または 松の実 大さじ2
パセリ 大さじ2
パルメザンチーズ 大さじ2
塩・こしょう 各少々
オリーブ油 カップ1/2
＜作り方＞
1. バジルの葉、にんにく、クルミ（松の実）を刻み、パセリはみじん切りにする。
2. フードプロセッサーにオリーブ油以外をすべて入れて混ぜる。
全体が細かく混ざったらオリーブ油を加え、もう一度なめらかになるまで混ぜ合わせる。
フードプロセッサーの代わりにすり鉢でも可。
3. 保存はガラス瓶に入れて冷蔵庫で。上の方に薄くオリーブ油をたらしておくと変色しにくい。
青いトマトのほうですが、結局は赤くなるのを待たないで、ピクルスのような、マリネのような青トマトを作ってみました。想像していたよりもグッドでした。これも家庭菜園ならではですよね。
（藤田真理）
オーガニック・ライフ・サークル会報
2002年10・11月号（No.48）掲載
