Organic Life Circle

      食・農・暮らし・環境をテーマに、カナダのバンクーバーから情報発信中♪

アブラナ科の青菜類

2006年04月11日 | 農 業
家庭菜園一年生でも簡単に育てられてしっかり収穫できるのが、漬け菜と総称されるアブラナ科の青菜。アジア各地で気候や土に合わせて様々な形に育ち、日本でも各地域に独特の品種があります。4枚の花弁が十字架のように見えることから、昔は十字花科とも呼ばれていました。 バンクーバーの冷夏でもしっかり育ちますが、本来の旬は冬で、緑黄色野菜が乏しくなる季節には欠かせない野菜です。寒いほどコクと甘味が出るので、 . . . 本文を読む

野沢菜、山東菜、芥子菜

2006年04月06日 | 食 品
Nozawana 信州名物野沢菜は、京野菜から改良されたカブの一種。江戸時代中期、野沢温泉村の健命寺の住職が京都から天王寺カブの種を持ち帰ったもの。当時は根が大きく葉は小さかったものが、長い間に土地になじんで今のような葉菜になりました。信州菜、三尺菜とも呼ばれます。 長野県の山間部で、きれいな水が豊富な土地に育ち、秋の霧がかかるとおいしくなるとのこと。葉は大きくて紫色をを帯び、8~9月に種 . . . 本文を読む

京菜、壬生菜

2006年04月06日 | 食 品
Kyona (Mizuna) / mizuna mustard 京都が原産ですが、古くから各地で栽培されています。ひと株に数十本の葉が繁り、葉柄が青白くてすらりと長く、鮮やかな緑の葉には深いぎざぎざの切れ込みがたくさんあります。地方により、柊の葉に似ているので柊菜、一株から葉が多く出るので千筋菜、千本菜、糸菜、また畦の間に水を引いて栽培していたことから、水菜とも呼ばれます。 寒さに強く、晩 . . . 本文を読む

小松菜

2006年04月06日 | 食 品
Komatsuna / Mustard spinach 江戸時代の初めに、産地である東京江戸川区小松川の地名から、徳川綱吉が命名したとか。葉は丸葉か少し長めのへら形で、切れ込みはなく濃緑色。真夏を除いてほぼ1年中日当たりのよい場所で栽培でき、種から30日くらいで収穫できますが、冬の間は霜よけの覆いをかけてください。土を選ばず、連鎖障害にも強いので、同じ場所で続けて作ってもよく育ち、プランター . . . 本文を読む