ジャアントキリングならず。
めちゃくちゃな寒さの中、秩父宮に行ってまいりました。
トップリーク上位組と大学が戦う場合、大きく2つポイントがあります。
まずは、あたりの強さ。大学レベルとは桁違いです。
ただ、これは、今日もそうでしたが、試合の途中でなれます。
なれるまでに、どこまで踏ん張れるか、です。
もうひとつは、実践感の欠如と練習不足。
トップリーグは日本選手権に向けてどんどんチームが成熟していきますが、大学は1月に試験があるんですね。
これを突破しないと卒業できないので。
大学選手権決勝でピークが来て、試験勉強を挟んで、この大会に臨むことになります。
ただでさえ、力差のある関係なのに、さらに実践感が劣っているとなると、、、
ということで、何年か前に、早稲田がトヨタに勝ったのはものすごいことなんですよね。
さて、早稲田-ヤマハ発動機ジュビロ
なんか、早稲田の同窓会のような組み合わせで、なんだかうれしい、なつかしい感じ。
矢富、大田尾、田中渉太、曽我部、五郎丸。ましてや監督は、清宮さん。
※3人が、トヨタに勝った、佐々木組ですな。
試合は、やっぱり、トップリーグのあたりに慣れるまでに点差を広げられ、実践から遠ざかっているが故のミス、マイラインアウトが取れない、、、。
それにしては、結構がんばった方かなと思います。
垣永主将のキャプテンシーも随所に見られ、感動しました。
金もかっこよかったし、藤田はすでにさすがジャパンキャップ保持者。
布巻はマークされちゃったかな。
でも、ジャイアントキリングのメインは、次の試合。
帝京-トヨタ
帝京は、うまく試合に入ることができ、これなら勝負になるかな、と思っていましたが、フォワード戦で歯が立たないし、早稲田と同様マイラインアウトがまったく取れない。。。
しかも、トップリーグ相手に「いつもどおり」で戦おうとしていたのが、とても気になりました。
トップリーク上位組に勝つためには、どこかで型を破って勝負しないといけないと思うのです。
この辺は、監督がカバーしてあげてほしかったのですが、何分監督も経験があまりないですからね。。。
ということで、「結構がんばってるけどなあ」というレベルでノーサイド。ちょっと残念でした。
でも、やっぱ、生ラグビー観戦は、いいものですな。足の感覚がなくなるくらい寒かったけど。