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米国経済から経済学を考える

2011-08-20 12:33:30 | 経済
こんにちは!

日経平均が8800割ったやの、アメリカが超不景気だったとか、欧州の債権がやばいやの
色々と暗いニュースが飛び交う今日この頃です。


さて、今日は米国の景気について診断士で習う経済学を交えて考えていきたいと思います。が、
経済学出身でもないですし、そういう職にもついてないので、間違いを言ってたらすいません。

今、市場で注目されているのがQE3(量的金融緩和)を実行するか否かです。(決まるのは確か8月26日かな)
この量的金融緩和ですが、元々はリーマン・ショックで経済がスーパー冷え込む!!って懸念され実行されたものです。
国債をFRBが買い続けるってな感じで世の中にお金をばらまきます。
これがQE1で終わらず、昨年度の8月にも欧州やばいかも…てな感じになりQE2をバーナンキさんが続行させましたが、6月に終わってしまい、それと同時に今まで隠れていた悪材料がどっと出てきたというのが現状です。

今の株価下落は政策催促相場と言われていますが、言い換えればQE3やれよ!と金融ヤクザが脅しているんですね。
(経済があまりにもやばすぎて、もう脅しの域を超えてるかもしれませんが…)

前置きが長くなりましたが、
今のドル安はアメリカが金を刷って、市場に紙幣をジャブジャブまいちゃったことが原因です。
これはマンデルフレミングを考える時に役に立つので、次回に説明します。

現在、QE3に反対している人がいるのですが、
「景気を良くするために金融対策をしました、が、結局アメリカは不景気だった。」と主張しているんです。
これって、古典派とケインズ派の理論につながってきませんか?
私、この言葉を思う度に、古典派の理論が正しかったと感じるんですよ。
「積極的な政府の介入は物価を上げるだけで結局何もならない」
それって、インフレが進んでる今のアメリカそのものじゃないですか!!!!


今は、ケインズ経済学が主流となっていますが、5年後にはケインズなんて失策だ、と言われるようになるかもしれません。
まぁそういうことを言われるようになるようであれば資本主義自体が一回クラッシュしてるでしょうが。

今のご時世とマクロ経済を重ねて考えていくと結構面白いと思います。
色々と連想しながら勉強を進めていきましょう

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