2013年度診断士試験合格に向けて 

2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

白書 第2部 第1章①

2012-03-14 10:07:45 | 中小企業経営・施策
おはようございます。


白書週間が続きます。
この科目は「最高収量域の原則(これ農学用語ですね、経営用語ver.が出てこなくて…)」を当てはめてます。
あるラインを超えるまでは勉強量に比例して点数が伸びるけど、それを超えてやってもあまり伸びない気がする。
植物も栄養をやりすぎても、あるラインを超えると生長しないんですね。当たり前ですが…(これを、ぜいたく吸収と言います)
ということで、白書のまとめが終わったら、覚えるべき数値を暗記して中小を片付けます。


さて、本題に入ります。

第2部 第1章は「産業・生活の基盤たる中小企業」
内容が多いので2回に分けました☆


2006年度の中小企業者数は、企業数の99.7%、授業者数の約7割、製造業付加価値額の約5割を占めている
なんと、人口規模が1万人未満の市区町村においては、中小企業が企業数の99.8%、従業者数の約9割、製造業付加価値額の約7割を占めているそうです!

業種別の中小企業の企業数の割合
建設業が12%、製造業が11%、小売・飲食・宿泊・その他サービス業が70%を占める

業種別の中小企業の従業員数の割合
建設業が7%、製造業が15%、小売業、飲食、宿泊業、その他サービス業が37%を占める
人口規模が小さい市区町村では建設業の割合が高く、人口規模が1万人未満の市区町村では約4割を占める。
政府の公共投資って、景気拡大のためにはやっぱり重要なんだと思います。

労働生産性・資本装備率・売上高経常利益率・自己資本比率
大企業を上回る中小企業の割合は労働(11.4%) 資本(10.3%) 経利(24.8%) 自己(33.6%)
中小企業の自己資本比率の平均は27.8% 大企業の40.9%を下回る
自己資本比率15%未満では中小企業の割合の方が高いが、15%~95%だと大企業の割合の方が高くなり、95%以上は中小企業の方が割合が高い。


規模別の事業所数と従業員数
事業所数は91年まで増加し、その後は2006年までに13%減少。従業員数は96年まで増加し、06年までに7%減少
特に、2000年以降は小売・製造業における事業所数・従業員数の減少が目立つ。

中小企業の自己資本率
大企業は70年代から増加傾向にあったが、中小企業は横ばい、しかし98年の9.5%を底に上昇傾向。

規模別の付加価値額(製造業)
中小企業では1、食料品製造業 2、金属製品製造業 3、生産用機械器具製造業 の順に付加価値額が高い
特に食料品製造業では大企業の2倍以上の付加価値額!
中小製造業が製造業全体の約5割の付加価値額を生み出しています


中小企業では、いずれの業種でも6割が系列内取引(輸送は4割、生産用機器は3割)
建設業では製造業より地域内取引が多い

中小企業の数は製造・小売で約4割減 全体では2割減

円高で為替がシフトした場合は製造企業の約6割が「海外生産の拡大」 約4割が「海外移転」と回答
日本国民の雇用をなくしたら、最終的には購買者がいなくなるのにね…って極端すぎますね。


以上、時間になりましたので今日はここまでです☆
明日は第1章の②です。





コメントを投稿