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「松山油脂」を事例2の会社にたとえる

2012-02-07 11:42:16 | 二次試験

こんばんは。

松山油脂、私はスキンケア・バスアメニティ等々を使わせていただいており、ここの愛用者です◎
語れるほどの何かを知るはずもないのですが、
ちょうど事例2を勉強しているので、この会社のマーケティングについて少し考えてみました。

 
以下HPからのコピベです。http://blog.matsuyama.co.jp/
■設立年月日 1930年6月27日(創業1908年)
■資本金 18,000,000円
■代表者 代表取締役社長 松山剛己(まつやま つよし)
■従業員数 143名(正社員90名・準社員45名・パート社員2名・嘱託社員6名)
■事業内容 化粧石けん及び透明石けん製造販売 / スキンケア化粧品製造販売
■商品構成 化粧石けん(10%) / 透明石けん(16%) / ヘアケア・ボディケア(29%) / スキンケア(45%)

組織体制を見ても、同族の中小企業でございます。
なんだか事例問題に出てきそうな設定ですよね。


この会社はもともとは無添加石鹸を軸に商売を始め、現在はスキンケアまで事業を広げている会社です。
アンテナショップのような店舗は存在せず、ロフトやハンズのような店舗の無添加化粧品コーナーの一角に置いての販売になります。
大阪の店舗を見てると、置かれている商品のほとんどがここの主力ブランドであるMシリーズものです。
店舗はジャスコやドラッグストアなどが主で、高価格帯の化粧品を買わない顧客層をターゲットにしての販売だと思います。
もっとも、Mシリーズものは松山油脂の中でも最も価格が安いものとなります。

私は松山油脂を知ってから7年くらいになるのですが、
この間でマルチブランド・新ブランド・ブランド拡張の三つをこの会社はやり遂げました(笑)凄いですね。

マルチブランドとしてはMシリーズに少し付加価値をつけたM-mark series brown labelの展開
新ブランドとしては、アロマが流行り始めた頃から展開し始めたLEAF&BOTANICS
ブランド拡張としては、スキンケアだけではなく、ルームスプレーやペット用品の展開
これらは、ここ数年での展開になります。


今日はこの会社を例にし、事例風の問題を作ってみました◎

与件文はめんどうだったので割愛しています。根拠はHP情報です。

問1 松山油脂が新ブランドを展開した理由を述べよ。(50字)
既存顧客の関連購買を狙った購買金額の増加と精油を使った製品に興味がある新規顧客の獲得(無添加は元々展開していたので解答には入れず)


問2 松山油脂のプロモーション戦略により得られる効果とは何か 具体的に述べよ(100字)
�中高級ホテルに製品を置くことにより顧客の製品認知度アップを狙う�HPを利用し各商品のコンセプ
トを示し顧客にブランド間の差異を伝える�Twitterで顧客の口コミから情報を得て製品開発につなげる。


問3 松山油脂が利益を伸ばし続けている(たぶん、利益は伸びてると思う)方策は何か 2つ述べよ(100字)
1 各商品ごとに売上高や在庫率を算出し、商品アイテムを定期的に絞っている点。売れ行きの悪い商品は
割引価格を設定し在庫としてもたないようにすることで、積極的な新製品の開発を行うことが出来た点

2 店舗を持たないことで人件費やテナント量を低く抑え、HPから一定以上の金額で注文した顧客に割引価
格を適応するなどの差別化を行うことで、固定客の囲い込みに成功し関連購買も増加したため。

(競合店の話をしていない点が普通の事例2と違う点かな。本試験問題では資生堂あたりが出てきてシェアの取りあいが始まりそう)


意外と難しい…問3とかはかなり微妙な解答…。上手く説明できない~
答え自体が妄想のレベルなので、実際はあってるかどうかも分からないんだけど。
でも、問題を作ろうと思えばいくらでも作れるなぁと思いました。

適当に作ってみた事例ですが、分析してみると結構おもしろかったです☆

松山油脂を知らない方はさっぱりなネタになりすいません。。