子育てで、
親が子供にかける言葉も
時代と共に変化しています。
その昔、
子供が怪我をして泣いて居たら、
「痛く無い痛く無い」
なんて声をかけている人が居ました。
泣いたら駄目・・とか、
子供に我慢を強いる言葉がけが多かったと
思います。
今は随分と変化していると・・・
少しし過ぎて居るかも知れませんが、
近年、鬱病の方が増えているように思います。
所謂、脳のhelp!です。
子供の頃から、
痛い時は「痛い!」
怖い時は「怖い!」
困った時は「困った!」
と素直な気持ちを言える相手が居る
気持ちを素直に表現できる人は、
鬱病にはならないのではないか?
そんな事を、
今日、ふと思いつきました。
自分自身にすら「help!」が出来ない。
ストレスの限界で鬱病を発症される事が多いと思いますが、
その前に、
「help!」の信号は有ったのでは?
自分自身との対話も必要な事です。
先日、孫が来ていた時に、
物にあたって転んでしまいました。
見るからに痛かったであろうとわかるのに、
一瞬泣きそうなのに、
泣かないでじっと我慢していました。
母親が居れば泣いたかも知れませんが、
泣きませんでした。
「痛かったね!」
と言っても我慢しています。
まだ二歳にもなっていないのに・・・
一寸複雑な心境になりました。
母親は子供の為に一生懸命に頑張っています。
子供に我慢をさせているとは思えないのです。
子供自身の持って生まれた資質なのでしょうか?
家庭環境や社会環境で
人生が変わる子供も居ると思います、
反対に、
どんなに恵まれた(一般的に見て)環境でも
・・・・
人間のなせる業は所詮そんなものです。
自分自身の事は、
自分で何とかしないと誰も責任は取れないのです。