ちょっとコーヒーブレイク ≪家づくり応援団!≫

住まいや、住まうひとの健康、お手入れ。整理、収納にお困りの方。
これからの家づくりについての情報をお伝えしていきます。

Y邸 階段がつきました

2007年09月28日 | 新築家造りレポート

2007.9.28  Hare1Ame1  雨になるような感じがしない晴天です

Y邸の階段がつきました

Dsc03705_3 施主様も2階を見ることが出来ようになり、家全体の構造材や結合部分を確認することが出来ます

この頃から内装壁の施工が始まりますのでタイミングを見て現場に出かけると良いと思います

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石膏ボードも張られ部屋、廊下、ホールなどの大きさが実感できるようになりました

実際家具や家電製品を置くことを考えコンセントの位置や棚の位置を確認できるようになります。

変更や追加工事が必要であればこの時点で要望しておくとスムーズな流れで行なえます。

階段には傷や汚れを防ぐためキチンと養生しています。

これからが時間のかかる細かい内装の仕事に入ります。

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暑さ寒さも彼岸まで

2007年09月25日 | 日記

2007.9.25   Ame1_6Kumori1_8  出勤時はどしゃ降り 

久しぶりの雨で涼しい朝を向かえ、今日はこの秋初めての長袖で出勤です。

しかし、今までのが壁や小屋裏などの空間にたまり、事務所は少し蒸し暑くちょっと早まったかなと後悔しながらBlogを書いています。

こういうことを話してしまうと、え~・・・!と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、意外と会社の事務所とは簡単な造りをしているものです。

ま、何処の店舗も同じようなもので、私が以前働いていた会社は物販の小売業でよく新店舗の開発を任されていました。当然、新地出店にあたり新しい建物を建てるわけですが、ほとんどは外壁と内壁だけの作りで、場合によっては外壁だけで店舗内は鉄骨の柱と梁を現しにしたのもでした。

居住性と言うより見栄えや使いやすさを重視してコストをかけないというのが普通です。

店舗の売り場にはエアコンはありましたが、事務所や休憩室、倉庫などには無く、夏はサウナ冬は冷凍室と言うような所でした。

と言っても、今の事務所はそこまで「簡単」な造りありませんが、居住性というところはあまり考える必要が無いからですね。

ご自分の住まいとなるとそうは言ってられません、仕事ではある程度気持ちの張りもあり多少の暑さ寒さは我慢できますが、体を休めくつろぐ家はそう言う訳には行きません。

住まいは快適さが一番大事になります、見栄えに惑わされて肝心なものを見逃してはいけませんよ!

今日は文字ばかりで見づらくなりました。どんより雲であまり景色もパットしなし、いい写真撮れないのでご了承ください。

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収納の位置と必要性

2007年09月21日 | 収納

2007.9.21    Hare1_9   晴天

最近の住宅で建売住宅や企画住宅だけでなく、設計士の主導で建てられている住宅の傾向として、収納スペースの位置や量をあまり考慮していないところが見られます。

そもそも収納とは、生活をする上で必要とされるものを必要としない時にしまって置くことで、生活空間をより広く、又は清潔に保つことが出来るスペースです。

Syn1_3 新築住宅で収納スペースを考えたとき、必要な位置や大きさや収納形態は、今の生活から問題となっている部分やあると便利な部分として考えるようにします。

たとえば、お子様が大きくなってくると靴が増え、玄関に靴があふれていた

1階天井と2階床下を収納スペース

り、冬に使う外出着のコートやジャケットが玄関の脇にかけてあったり居間の壁にかけてあったりするお宅を良く見ます。

靴は収納のスペース的にもあまり奥行きを必要としません、あらかじめ玄関の壁を収納スペースとして作ることは難しくりません。また、外出着などは外のホコリや濡れたりで居室のクローゼットにしまいづらいもの、外出用の小物などと一緒に玄関ホールなどに収納スペースを設置しておくと大変便利です。

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階段下土間に空けられたスペース    キッチンの動線に合わせた食品庫

住みやすい家を考え、居室の空間のことだけを考えてしまい、収納のことをおろそかに考えてしまうと、何年かしたとき結局住みづらい家になっていたという事になってしまいます。

ただし、必要以上のスペースは禁物、人はとかく置く場所があるといろいろと置きたくなってしまいます。必要の無いものが増えてしまい、後で整理するのが大変になってしまいます。また、1年に数回しか使わないような物は居住スペースを犠牲にしてまで考えることはありません。階段下、屋根裏、床下などのスペースで十分です。

新築住宅を考えたときには、単に収納と考えずに、「収納スペース=住みやすい家」と考えてください。

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Y邸 壁パネルの施工終わりました

2007年09月11日 | 新築家造りレポート

2007.9.11  Hare1_8   爽やかな秋晴れ

上棟から実質7日、断熱材と構造用合板が一体となったパネルの施工がほぼ完了です。

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家の外周の柱と柱、梁と土台にパネルをはめ込んで家をスッポリ覆いました。

パネルの柱・梁・土台と接する箇所には気密・断熱パッキンでより効果を上げています。

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断熱・気密効果と耐震効果を一度に施工でき、工期の短縮にもなります。

パネルは設計に合わせ工場生産され正確に仕上げられているため安心です。

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Y邸 吹抜けと勾配天井・・・?

2007年09月10日 | 新築家造りレポート

2007.9.10    Ame1_5  1日雨の予報です

開放感のある高い天井と吹抜けには誰もが憧れを持ちます。

家も広く感じ、家の奥も光が入り明るくすることが出来ます。Pb100055_1

しかし、良いことばかりではありません。

吹抜けは、2階部分の床面積を犠牲にし、1階部分の延長と考えなければなりません。

当然、2階の床面積は少なくなってしまう訳で、敷地面積に対し必要な居室数を確保することを考えれば、極狭地や多人数家族の条件には当てはめることは出来ないことになります。また、敷地の条件をクリアーしたとしても、同じL.D.K+居室数で考えれば吹抜けのある方がコスト高になります。

勾配天井は、上階がなく屋根になっていることが条件になります。

当たり前のことですが、平屋建て、一部平屋、2階または3階などの最上階で無ければなりません。また、吹抜けの天井が勾配天井と言うことも可能です。

Nm40問題は、断熱方法にあり(前回の「屋根断熱・天井断熱」を参考)屋根断熱は施工方法により断熱効果がかなり変わってしまいます。

特にロフトを設置した場合、勾配天井の断熱がいい加減だと夏はそこにいることが出来ないくらい暑くなってしまい、天井断熱と同レベルの室内条件にするにはやはりコスト高になってしまいます。

吹抜け、勾配天井にした場合、高さのある空間には当然温度差が生まれ、冬の暖房時には暖かい空気は上部にたまります。

よく1階がなかなか暖まらず暖房を強くすると2階が暑くなってしまう、とよく聞きます。

逆に夏は2階で冷房してもなかなか効かず、特にロフトはその傾向が強く表れます。

新築住宅を考えたとき、両方のメリット・デメリットを考え、設計者と十分に話をしてから決めて下さい。

ちなみに、Y邸は3世帯6人家族、容積率制限などで階段ホールのみ吹き抜けになりました。

もう少し大きな吹抜けであっても家全体の温度差を少なくできる工法ですが、諸条件からの判断になりました。

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