ちょっとコーヒーブレイク ≪家づくり応援団!≫

住まいや、住まうひとの健康、お手入れ。整理、収納にお困りの方。
これからの家づくりについての情報をお伝えしていきます。

断熱 Part1 断熱材の厚さと快適性

2007年05月11日 | 断熱方法

おとといの暑さと打って変り、昨日の午後からは大荒れで気温も下がり肌寒い1日で、うちの妻も今朝頭が痛いと体調が良くなさそうでした。

外気の影響をもろに受けてしまう我家では、まだストーブはしまえません。ムートンの敷物もまだしまうには躊躇しています。

Sw3昨日は、断熱材の厚さが地域によって違う話をしましたが、厚ければ厚いほど外気の影響を受けづらくなります。

壁のみならず床・天井の断熱も重要です。床断熱は冬床下からの底冷えを、天井断熱は夏太陽光で熱せられた屋根からの熱をそれぞれ遮断してくれます。

また、それぞれ使用する場所に応じ厚さも変わります。一般的にグラスファイバー16Kの場合、壁100mm、天井200mm、床150mm(上越地域 次世代省エネ基準Ⅲ~Ⅴ)になります。

次世代省エネ基準とは一つの住宅の性能を現すもので、最も良い性能と言うことになり気候により5つの断熱性能域地に区分されています。

快適な生活を考えるなら、この「次世代省エネ基準」のクリアーが目安です。かと言って、厚くすれば厚くするほど良いのかと言えばそうばかりは言えません。構造上断熱材の厚さにも限界があります。また、コストも当然上がります、その地域に有った必要にして十分の厚さのものを使うことが費用対効果も得られます。

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外は夏、家の中は春

2007年05月09日 | 断熱方法

Sn320043_1 昨日は真夏日になった地域もあったようですが、ここ上越も25℃を超え夏日になりました。

午後は車でお客様周りをしましたが、お茶を頂いたあとに車に戻ると蒸し風呂状態で、エアコンフル稼働状態でした。

今日も暑くなりそうです。 しかし、家に居ると意外と暑さを感じないのは私だけでしょうか、いや皆さんも感じていると思います。

これはまだ地熱が低いせいで家の床下の温度が家全体の温度の上昇を抑えているおかげです。

さらに、海に近い地域では地面より海水のほうが熱の伝導率が小さいことで、内陸に比べ気温が上がりません。

ただし私の家は暑いです。なにせお情け程度の断熱材なので平屋の部分と2階は1階と別世界になっています。

断熱材は種類もいろいろありますが、その性能は厚さに関係してきます。通常はその地域に合わせた厚さのものを使用しますが、その基準もいろいろありコストにも比例してきます。寒さ暑さを凌ぐ快適な生活にするには多少のコスト高はしょうがないかな。

こういう仕事をしていてなぜそんな家に住んでいるかって? 中古住宅を買った分けですが、まだリフォームの資金がないせいです。

おまけに今年から次男坊も大学生でしばらくは我慢です。自分の部屋もまだまだ先になりそうです。

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私事を中心に新築&既存住宅について書いていきたいと思っています。また、不精なので気が向いたときのみになりますが、賛同いただけた方はランキングにご協力お願いいたします。

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住宅価格上昇へ?

2007年05月01日 | 家の価格

P4300055_1 町並みの桜は終わり、おおやま桜が山の中腹に転々と見えています。

気温も20℃を超える日が多く暖かくなり薄着で済むようになりました。

そろそろ厚物をしまおうかなと思っています。ついでに、天気の良い日には押し入れやクローゼットに風を通してやると良いですよ、冬の間は締め切って暖房しているので湿気が押し入れやクローゼットに溜まってしまいますからね。また、収納ボックスはふたを開けて置くと完璧です。

さてさて、昨年からのニュースで原油の価格が不安定、建築資材の盗難などよくテレビなどで見たと思いますが、建築資材は中国の経済成長とオリンピックが大きく影響しています。

輸入材は中国に回され日本に入りづらくなり、プラスチック材、流通コストも高騰、設備メーカーはキッチン・バス・トイレなどをこの春にメーカー小売価格で10%の値上げになりました。

建築を携わる私たちもこの状況を企業努力では吸収できなくなっており、住宅の価格にも影響が出始めています。

銀行金利や消費税率のアップなど将来を考えると、素早く賢い判断が求められる時期に来ていると思います。

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