大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

巣ごもり老化を防ぐ行動変容

2021年06月06日 05時22分59秒 | 日記
 作家で医師でもある鎌田實さんが「コロナによるスティホームの影響」で《巣ごもり老化》が広がっている」と警鐘を鳴らし、〈行動変容〉を提起されています。《巣ごもり老化》として3つの問題を挙げられています。それは、「①不眠やうつ気分になったりする心の不調 ②認知機能の低下 ③コロナ肥満や高血圧、高血糖等の生活習慣病の悪化」です。これらに対して、鎌田医師はどんな行動変容を提起されているのでしょうか?
まず、「心を守るための行動変容」として、「朝、太陽の光を浴びること」を勧められています。「太陽の光を浴びると、幸せホルモンのセロトニンが分泌される。このホルモンは夜になると睡眠を誘発してくれるメラトニンの材料になる。」そうです。〜ホルモンに影響するとは!太陽崇拝の気持ちには根拠があったんだと納得しました。そして、「よく笑うこと」、、テレビ漬けにも注意→「同じような内容のワイドショーやニュースを一日中見ていると、暗い気持ちになってくる。」「マンネリは、脳を老化させる」。「生活が単調になることで心配なのは、脳の前頭前野の機能の低下である」〜思い当たることが次々です。で、どうする!「前頭前野を刺激するには」?「考えることと、体を動かすこと
を同時にすること。料理は、手を動かしながら、いくつかの工程を組み立てていくので、とてもいい刺激になる」とのことです。〜そーなんだ、料理は老化防止にもなるの!
 その他、「運動では、運動と認知トレーニングを組み合わせたコグニサイズ」、「血圧や血糖値の上昇を防ぐには野菜を1日350グラム食べるように」、、、「巣ごもり老化には肥満が関係するので、毎日、体重も量る」、「食べ過ぎて体重が増えたらば〜〜」と細かく指導されています。最後に鎌田医師は「もうしばらくコロナは続く。コロナ対策の行動変容(マスク着用、三密を避ける、ソーシャルスタンディング等)、とともに、巣ごもり老化を防ぐための行動変容も起こしてもらいたい」と書かれています。
(下:2021年5月31日 毎日新聞〈くらしナビ−ライフスタイル−〉欄 鎌田實〜さあこれからだ〜「巣ごもり老化を防ぐ」より)