お寺ふぁん・続々

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愛宕神社 出世の梅の花 青空 白梅紅梅

2021-02-11 | 日記

 

 

 お江戸の将軍様が芝増上寺を詣でます。

 帰路、”ん~! よい匂いがするの~ 梅は山上の神社か? 誰か石段を馬で登って枝を取ってこれる者はないか?”

 そこに名乗り出たのが曲垣平九郎という下位の武士、見事に枝を献上。

 ”平時にあっても馬術に励み非常に備える心意気殊勝なり、あっぱれ!” と事後、お取立てになったとか。

 その「出世の石段」の梅が咲いています。白い花です。

 紅い花もあります。(白の方が多数)

 

 ところで梅の花・・

 あえて白い花、紅い花と書きました。

 ご存じの方も多いと思いますが、白梅紅梅は花の色のことではないんですね。

 

 梅を木材として見る職人さん達は寿命の短い花なんて眼中にないようです。

 ずばり幹の内部が紅いものを紅梅、そうでないものを白梅と呼びました。

 紅い色が建具や細工物によく映えるそうです(実物は知りません)。

 ”紅い花の白梅” というのがあるということになります。

 ただ、食用にはあまり向かないとも。粒が小さくえぐみがあると。

 食用は白梅ですね。

 

 ではどうやって識別? 切ればわかるということですが、実際どやってるのかは知りません。

 花も気軽に見に行けないご時勢です・・(*´Д`)

 

 ちょっと知ったか。

 梅はバラ科なのでとげがあります。バラより鋭く硬いです。

 また、花見と言えば現在圧倒的にさくら、花見の始まり・・貴族の世の当時はウメだったようです。

 梅の名前も時代が進めば花の色になるのかも・・ですね。

 


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