やっぱりヨットに乗りに行こう!

相模湾、東京湾のヨットライフに関する風景や艇や人物の写真をベースにした日記です。

そして八丈島アタック

2016年07月02日 12時27分29秒 | ヨット
6月19日(日)

もうすぐ夏至なので、朝4時前には明るくなります。
東海汽船のターミナルで洗面を済ませ、出港です。

出港は5:05発のさるびあ丸と全く同じタイミング。乗組員の方が「左に回頭するぞ~」の身振り手振り。
といっても我らのバウ先をかすめるわけではなく、はるか前方で変針してました。


三宅島阿古漁港、お世話になりました。
G藤さんは速攻でケンケンを流します。


針路はおよそ磁方位165度。風は真向かいからなので機走でトットコ進み、まずは御蔵島をかすめます。

御蔵島の西側ではイクラ、ではなくイルカが歓迎してくれると聞いていましたが、今日は休業のようです。日曜日だからでしょうか?
よくよく見ると西側は断崖絶壁でいく本か滝が流れています。近くで見たら絶景なんでしょうね。

あとはひたすら360度陸や船といった人間の存在を示すものが何も見えない大海原の単独航!
海は穏やかで少し眠くなり、こんな遠くに流される人たちはさぞ心細かったろう、だとか、なぜそこまでコストをかけて島流しをしなくてはならなかったのだろう、とか話題もとりとめのないものになります。

やがて針路におぼろげながら八丈富士が見えてきました。やがて少し右に八丈小島も。大きさこそ違えども形は瓜二つでまるで親子のようです。
 ←八丈島  
(写真のフレームには入っていませんが右手には八丈小島)

このころ島の影響か風向が変わり風速も多少あがったのでメインセイルを展開。右前方から気持ちの良い風が入り艇速も上がります。

一旦神湊をかわして島のブランケットでメインセイルを畳み、神湊にアプローチ。白い小さな灯台が港の防波堤でその右側が港口です。


魚は釣れませんでしたが諸磯のVol de Nuit(ヴォルドニュイ)、無事に八丈島到着です。
漁組の真向かいに泊めさせていただきました。


二人写っていませんが、とりあえず乾杯!


八丈島にお住まいで、同じ諸磯で40年ほどご活躍された方と無線で長距離航海のヨットをサポートされている方にとても親切にしていただいて、安心安全な係留や島内の足の手配をしていただき、すごく助かりました。

夜は国民宿舎サンマリーナでお風呂をいただき、大吉丸でおいしい酒と食事をいただきました。

Vol de Nuitによる諸磯から八丈島の往復クルーズに下田-八丈島というハイライトの部分だけ参加させていただき、また島の方にご親切にしていただきとても記憶に残るヨット旅となりました。
ありがとうございました!



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