19日発足の原子力規制委員会の委員予定者が15日、東京電力福島第一原発を視察した。委員長に就任する予定の田中俊一氏(67)は視察後、福島県いわき市で報道陣に第一原発の処理について「事業者任せにせず、積極的にかかわりたい」と話した。
視察したのはほかに、大島賢三・元国連大使(69)、島崎邦彦・東大名誉教授(66)ら委員になる予定の4人と、原子力規制庁長官に就く予定の池田克彦・前警視総監(59)。第一原発がある福島県大熊町の街の様子を見たあと、約4時間にわたり第一原発内を視察した。
田中氏は「プールに保管されている燃料と、汚染水の処理が大きな課題だ」と指摘した。また、原発の安全審査について「新しい指針をつくり、科学的に判断していく」と述べた。
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