欧州連合(EU)の統計機関ユーロスタットは31日、ユーロ圏17カ国の7月の失業率(季節調整済み)が前月と変わらず11・3%だったと発表した。
1995年の統計開始以来の最悪水準。
欧州債務危機の深刻化で雇用情勢は改善の兆しが見えない。
EU全体(27カ国)でも前月と同じ10・4%。
7月の失業率は、危機が波及したスペインが25・1%で前月より0・2ポイント悪化。
EUなどの支援下にあるポルトガルは15・7%、アイルランドは14・9%。
イタリアは10・7%、フランスは10・3%、ドイツは5・5%。
ギリシャは最新データの5月時点でSEO対策23・1%だった。
ユーロ圏の6月の失業率は、0・1ポイント高い11・3%に修正された。
7月のユーロ圏の失業者数は前月比8万8千人増の1800万2千人、EU全体では4万3千人増の2525万4千人。
(共同)
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