昨年のタイ大洪水で被災したホンダの自動車工場で31日、生産再開を祝う式典が開かれ、同国のインラック首相や同社の伊東孝紳社長らが出席した。
同工場は約5カ月半の操業停止を経て、26日に生産を再開していた。
中部アユタヤ県のロジャナ工業団地にある同工場は約2~3メートルの高さまで冠水したが、組み立てロボットや機械類を全て交換、「驚異的な早さで操業を再開できた」(工場幹部)という。
式典で伊東社長は「今回の困難をタイ国民と共に乗り越えることができた。
ホンダはこれからもタイと一緒に成長していくことを約束する」と述べた。
ホンダによると、同工場の年間生産能力は24万台。
国内市場のほか、世界50カ国以上に輸出している。
4月中にフル操業となる見通し。
(共同)
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