日本相撲協会の「東日本大震災巡回慰問」は2日目の5日、一行は岩手県大船渡市と陸前高田市を訪問。
とりわけ津波の被害が大きかった陸前高田市の光景には、横綱白鵬らが息をのんだ。
慰問場所の市立高田小学校は高台にあるが、津波はこの校庭にも押し寄せ、さらに階段を上がった校舎まで水につかった。
その階段上で行われた横綱土俵入り。
白鵬の目には今は静かな海と、壊滅状態になった市街地の惨状が飛び込んできた。
「複雑な気持ちでした。
決して忘れてはいけない光景だと思う」という横綱。
大地を鎮め魔を払うとされる土俵入りのしこを、心を込めて踏んだ。
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