10月6日・7日の両日
京都紫野大徳寺において
江岑宗左三百五十回忌追善法要茶会が
営まれました
同門誌にも記載されていましたように
この度の茶会は
状況に鑑みて
規模を縮小して開催されたようです
ご案内は
不審菴役員の方々を始めとした
家元各会の方々や
併せて
家元の稽古人等に
限られていたようです
その末席に連なる表千家修行者の一人として
今回私も機会を与えていただき
本日は雨の降り続く中
表千家の歴史の一頁を成す本茶会に
参会させていただきました
懸釜席として
家元席を始めとする5席
その他に
呈茶席が3席と
点心席がございました
詳細は後日同門誌や茶道雑誌に
掲載されることと思いますので
ここでは
私の個人的な感想のみ
書かせていただきます
私にとって
大徳寺を訪れたのが
そもそも2020年1月以来
2年9ヶ月ぶりでした
久しぶりの大徳寺
そしてまた
このような大規模なお茶会への参会の機会も
コロナ禍が始まって以来
全くありませんでした
そういう意味で
今回の法要茶会は
あたかも新しい時代の夜明けを告げる
”暁天”のように
私には感じられました
折しも
今回の追善法要では
江岑宗左三百五十回忌と共に
宗旦の妻・宗見の三百五十回忌
即中斎宗匠のご兄弟・汾陽昌三様五十回忌
左海祥二郎宗匠七回忌
尋牛斎宗匠十三回忌
こういった方々の法要も
執り行われたそうです
向こう側の世界から
いよいよコロナを超えた
新たな時代の茶道界へと
輝く一筋の光が差し込んできたように
私には感じられました
徳禅寺 一休和尚お手植えの姫小松
今日は早朝より一人で参会いたしましたが
各所で一期一会の素晴らしい出会いがありました
また各席での
行き届いた細やかなご配慮に感動し
心満ち足りて帰って参りました