富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

石川のクサフジ

2015年05月07日 | 草花

 2015.5.6.14:47 富田林市新堂 石川河川敷 下天溝井堰付近

 

  

 クサフジ(草藤)

昔はこんな多く群生してなかったと思います。気が付けば、年々この時期、見事な紫の花を見ることができるようになりました。

 

 クサフジというぐらいで、藤の花に似ていますが、同じ種類のマメ科の植物で、ソラマメの仲間やそうです。

昔はカラスノエンドウがもっと多かったと思います。カラスノエンドウはエンドウという名が付いていますが、実はクサフジと同じでエンドウ属ではなく、ソラマメ属の仲間やそうです。

 

 この日は初夏のような陽気で、連休最後の休みとあって、河川敷は多くの人で賑わっています。バーベキューをする家族連れ、水ぎわを楽しむ子供たち、ボール遊びをする若者たちなど、それぞれの楽しみ方をしています。

 

 石川とクサフジ

クサフジと川の間の場所が、昨年新聞でも紹介された、「アケボノゾウ足跡化石発掘地点」です。ここに100万年前の地層が露出しています。

 

 まだ多く咲いていなくて名前もよく知られていない昔、花の咲く少し前はカラスノエンドウとよく似ているので、これはカラスノエンドウの変種だと思っていました。

いつのまにか、大繁栄して、逆にカラスノエンドウはすこし少なくなったと思います。

 カラスノエンドウはもうすこしアカムラサキの花が咲きますね。

 

 どちらもマメ科の植物なので、連作障害などないのでしょうか。マメ科植物は基本的に、根に根粒を持っていて、空中窒素の固定ができるので、川原でもよく育っています。

マメ科にはクローバーやレンゲ、スイトピーなどの花や、藤、デイゴ、合歓の木、のような草木、エンドウ・ソラマメ・大豆・小豆・落花生などのような作物など1万種もあるそうです。

 

 季節の草花はその年により「当たり年」があるようで、今年は、花水木やからし菜はいまいちだったけど、ツツジやレンゲ、このクサフジは大当たりのようですね。

 

関連記事:石川のからし菜 2015 (1) 2015.4.12.

     石川のからし菜 2015 (2) 2015.4.17.

撮影日:2015.5月6日

2015.5月7日 (HN:アブラコウモリH)

 


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1 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2018-05-08 10:17:24
咲く直前の蕾がお辞儀してるのがハルジオンと覚えています。コメツブツメクサ、この頃は近くで見なくなっています。
昨日、従弟の車で走る途中、あちこちにクサフジでした。
https://blog.goo.ne.jp/omorotondabayashi/e/461fbb78a51dc3b4fb879b856fca5bcf
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