奥様は海外添乗員〜メモリアル

ランチはピンチョス@バルセロナ



昨夜は長い旅の果て、予定通りバルセロナに到着しました。そして迎えた観光最終日。相変わらず続く穏やかなお天気の中でサクっと観光を終え、いよいよ最後のフリータイムに突入です。



解散したお昼時の街中で考えた結果、久しぶりに旧市街へ。迷路のような路地の中ほどにたくさんのバルやチュロス屋が点在するエリアへとやって来ました。



そして何年ぶりかな〜?っと足をのばしたのは、北のバスク地方発祥のピンチョスの専門店として知られるiRATi 。



こじんまりとした店の入口からちょっと薄暗い店内にのびるカウンター。店の前を通る観光客が立ち止まり中をのぞきこんで行きます。



そこに並ぶピンチョスの数々。薄くスライスしたフランスパンの上に色々な具材をのせたものに楊枝を刺した、これがピンチョスです。



店に入るとお皿をポンと1枚渡されます。カウンター越しに飲み物を頼んだら後はセルフサービス。



目の前に並ぶピンチョスから好きなものを手づかみでお皿に取っていただきます。実にカラフルで美味しそうなピンチョスが並んでますが料金は均一(2.1ユーロ)。



最後にお皿に残った楊枝の数でお会計となります。こういった類の店では昔からカウンターでの立ち飲み立ち食いが基本。最近は日本でもこんなスペイン流のレストラン(バル)が増えてきましたよね。



カウンターのよさは、すぐに店のスタッフに声をかけられること。ドリンクの追加注文でもお会計でも、意思疏通しやすいですよ。ちなみにこの店のよさは観光客にとっても優しいところ。逆に言えば観光客向けの店ってことなんですが、居心地のよさは抜きん出てます。



添 : 次は軽めのロゼにしたいんだけど。辛口が好みなの。
お兄さん : じゃあこれ、口に合うかちょっと試してみて。



っと、こんな具合。味見させてくれたロゼはジャケットも邪魔になるくらい陽気のいい午後のひと時にはもってこいのお味でした。



基本的には地元のおじさんばかりの地味なオヤジBARが好きですが、たまにはこんな場所で観光客丸出しするのも楽しいものです(笑)。



店内から聞こえてくるのはイタリア語だったりドイツ語だったり。きっと万国のガイドブックやらネットやらで紹介されているんでしょう。



ちなみに今回はドリンク2杯にピンチョス5品で16ユーロ(約2,000円)なり。立ち飲み立ち食いでこのお値段。これを高いと思うかどうかは考え方次第? 個人的にはとっても楽しいランチタイムでした。ごちそうさま。


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