奥様は海外添乗員〜メモリアル

学生の町コインブラにて

ここコインブラはヨーロッパでも最も古い歴史を持つ大学を中心にできた町。パリ、スペインのサラマンカ、イタリアのボローニャと肩を並べる学生都市だ。でも今日はほとんど学生らしき人の姿はない。

それもそのはず…今日は日曜日、通常でも授業は休みの上、実はこの5月がここポルトガルでは学期末。つまりすでに早い夏休み?に入っているとのこと。そしてな~んと新学期のスタートは10月…ヒェ~夏休みが4ヶ月も続くなんて、やっぱりここはラテンの国だ、間違いない!

でもだからと言って学生たちは遊びほうけてはいられないはず。日本とは違って?むしろ入学後、卒業するまでが大変なんだって…でもそれが当たり前か?だから卒業式では辛い?学生時代の学生服(黒いスーツに黒いマントのいで立ちは有名!)に着けていた学科を示すリボンを卒業と同時にみんなで焼くんだそうで、これまた有名な祭になっているとか…

同様に有名なのがそんな学生たちの唄うファド。哀愁を秘めたこの国の民族音楽ファドは有名。でもここコインブラでよく聞かれるファドは学生たちのセレナーデ。恋しい女性に対して唄うもの。いくら優秀な学生とて恋する気持ちは変わらず…だよね。

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