Oldtimer's Wonderful World

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=北海道から=

大破したUコン機の修復開始です

2016-02-28 16:55:45 | Uコン
2006年に無念の墜落で大破したUコン機の復活に向けて修復の開始です。
思い起こせば、2006年11月に操作ミスで湊 和宏氏設計の貴重なARF機
ND CAP25を墜落させてから9年を超える時を経て、ようやく修復に着手しました。
大破した機体の胴体と主翼は完全に折れているためしっかりとした補強が必要です。

主翼の中央部分のプランクがはがれて、リブも壊れてます。



胴体は機首の補強のための航空ベニヤがが貼ってある境目をつなげて修復です。

今年の2月14日からとりかかって、毎日約1時間のペースで修復をしました。
とにかく活躍したのはエポキシの接着剤。折れた部材を強力につないでくれました。
特に修復で重要だったのは、ばらばらになった機体の破片をどれだけ取って置いたかということ。
これは一番のポイントでした。勉強になりました。
主翼はこわれたリブやプランク材もほぼ完全に残っていたため、原型に近い状態に修復できました。
胴体は折れた箇所を2mmの航空ベニヤで補強。



フラップやエレベーターのコの字のピアノ線がバルサ材を破ってとれてしまった箇所にはバルサ材を貼り付けて補強。
補修した箇所にはシルバーのフィルムを貼り付けたので、いかにも強力に補強した感じです。
修復を始めてから約2週間でほぼ原型が回復です。
墜落する前にはなかったデカールも貼り付けて、ウレタンのクリアーを吹き付けました。









リンケージやタイヤも取り付けて修復完了です。

北海道の寒い冬が終わって雪がなくなり、もう一度飛ばすのが今から楽しみです。
今度は壊さないように注意して飛ばそうと思っています。

今回の修復作業で、あらためて「ARF」がいかにありがたいかを痛感しました。
是非NDシリーズのような商品が復活することを熱望して止みません。
嗚呼Uコンよ永遠なれ!


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