昔の望遠鏡で見ています

タンスの上の望遠鏡

 

 ベスト オブ タンスの上 とも言うべき、昔のアストロ8.4cm反射赤道儀です。小型の望遠鏡をしまっておく場所として、タンスの上も、あったのではないでしょうか。口径の割に安価に製作できるということで、昔は多くの小口径反射が作られていました。アストロのほか、カートン、エイコー、ミザール等も製作していました。これらは小さなニュートン式反射望遠鏡ですが、大口径のものを、そのまま小さくしっかりと作られていました。手元に置いて、あれこれいじれる、愛すべき存在だと思います。画像の望遠鏡は、本来三脚仕様でしたが、卓上ピラーに載せています。

 

 

 赤道儀は、粗動のみの簡易赤道儀です。動きが渋いので分解してみたところ・・・。

 

 

  

 上部の蓋の中から、パッキンとして古文書が出てきました。よく見ると、油のしみこんだ古い新聞紙です。タイムマシンで、昔の望遠鏡工場に、戻った気持ちがしました。

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