昔の望遠鏡で見ています

1.3m望遠鏡接眼部ほか



 仙台市天文台の1.3mひとみ望遠鏡の接眼部です。ナスミス焦点部には、タカハシのLE50と思われる接眼鏡が付いていました。とするとF4.85より倍率は126倍となり、最低有効倍率(口径cmあたり1.5倍として約200倍)を大きく下回っていることになります。市民向けの観望会では、ある程度の視野の広さが必要なのだと思いますが、せっかくの大口径なので、ちょっともったいない気がしました。




 同架されている15cm屈折鏡には、カサイのExtraWideView32らしものが、使われていました。なかなか通な選択です。




 望遠鏡のトップリングに、不思議なものが付いているので、よく見るとライトでした。また、ドームの天井には白い板(画像右上)も取り付けられていました。係員の人に聞くと、CCD用のフラットフレームを作成するためのものとのことでした。




 ハイテク望遠鏡の足元に、手作りの木製足場を見つけました。年期が入っているもので、なかなか良い雰囲気を出していました。子供向けのこういった心遣いは、大切な事だと思いました。

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