車中泊しない人でも車にあったら便利な箱ティッシュにウエットティッシュ、コロコロを生活感でないように車内に置く作戦。
ウエットティッシュはマガジンポーチ(ダンプポーチ)に丁度入るので何もせずに解決。
箱ティッシュは百均のセリアで売っていた箱ティッシュホルダーを軍用装備品の規格であるモールシステム化に改造(手芸なので手直し)したのが前回の話し。
残るはコロコロ。
シンプルなデザインでかつ安いということで「無印良品」のを買ったものの、普通サイズは
シートバックカバーには幅がありすぎて他のポーチ類が収まらず、改めて幅が狭いニトムズの車用を購入。

さてこれをどうやってシートバックカバーに装着するか。
Sフックを付けてぶら下げても要件は満たされるのですが、コジャレた感がなくてイケてません。
何より使うたびにケースがどこかに置かれるわけで、とら母(嫁)の性格からして、ちゃんと元の位置に戻されるかは疑問。
適当に置かれたらそれこそ生活感がでてしまうので、ケースを固定して使いたい時にサッと取り出し
使い終わったら定位置に戻るようにしたい。
イメージが湧いてもそれを具現化するのが難しいわけで、アレコレ悩みながら固定方法を模索。

モールシステムの規格に合うようにベルトの配置も併せて考える。

平面なシートバックカバーに丸っこい形状のコロコロのケースをベルト固定するってなかなか上手くいかない。
取っ手が手前に倒れてきたら乗り降りの際に引っかかってポロって落ちちゃうし何より邪魔。
ベルトをいくつも作って組み合わせ。

あれこれ考えてケースの加工。

ケース側のベルト(ウェビングって言います)の長さを決める。
いつもながらタイトに作ったら、バネホックの厚みを忘れてて通らないというボケをかましてました。

下の写真の二つ、同じようで横向きのベルトに二本のベルトを縫い付けてる位置が微妙に違います。
僅かな違いですがやってる本人には大きな違い。
ここに至るのに何時間も掛かるのに俯瞰して見たらちっちゃな問題。
なんとつまらない内容だこと。
細かなとこ気にするDIY人のアルアル。

ケースにこんな風にベルトが付いてシートバックカバーに取り付けられる予定。

親指と人差し指で押さえている所にバネホックが付きます。

バネホックが付くところにマーキングして穴あけしたら、内側見たらリブに当たってました。アララ。
確認してから穴あけろって話ですが、実際は忘れちゃうんですね。

仕方がないのでアルミプレートにバネホックを付けて取り付け場所を変更。

ベルトにもバネホックを付けてベルトの製作は終わり。
あとはケースにカシメで取り付けるだけのところまで来ました。

ここにきてケースの蓋が勝手に開かないか気になりだしました。
コロコロの蓋って突起が引っかかってるだけなので、走行中の振動でパカって開くかもしれないし、落っこちたらダサ過ぎ。
何らかの方法で蓋を固定したいわけです。
でも大げさなロックはブサイクですし使い勝手も悪くなります。
「モノを作る」と言うときに機能だけでなく"使いやすさ"を加えなければならないとこの歳になって気付きました。
引っ掛け金具やバネホックで蓋が開かないようにしようと思ったんですが、金具は大げさ。
バネホックは他とのバランスはいいけど、あれって強く押さないとパチンとならない。
コロコロのケースってそんな丈夫じゃないからギュって押しつけたらケースが変形したり、壊れるかもしれない。
なによりスッとロックできないのはイケてない。

いろいろと考えてふと思ったのが手帳型スマホケースの蓋が開かないようにフラップが磁石でパチンと留まるアレ。
百均で探したらありました。
「マグネットホック」
何種類かあったのでとりあえずあるだけ購入。

バネホックの取り付け穴はドリルやカッターナイフを使わず、ライターで炙った鉄板で溶かしまして開けました。

こんな感じ。

大体の形が出来てきました。

この後、ミリタリーちっくになるよう見た目を変えて行こうと思います。
続きはまた。