オーマイニュース(以下引用部分を除いてOMN)の引っ越しが、無事終了した模様です。
旧本社最後の日となった先週金曜日の編集部のレポートが、平野日出木編集長名義で掲載されていますが、その最後に引っ越し終了の報告がありました。そのレポートはこちらです。
サイト上でよく名前を見かける編集部員やOMN認定プロの他、普段は表に出てこない社員が旧本社での思い出を語っていたりして、楽しく読みました。ちなみに(上)は昨夜遅くにトップ掲載されました。これはどう見ても紙面の私物化です。しかし、内輪ネタとはいうものの、本社の引っ越しなど最初で最後かもしれませんし、OMN日本版発祥の地でもありますから、関係者には感慨深い出来事でしょう。掲載されたのがアクセスの少ない日曜夜でもありますから、その部分へのツッコミは入れずに多忙な中でネタ作りに励んだ関係者に敬意を表します。
ただ、今見ると、初出時にあった原稿料表示のトラブル詳細が削除されているようです。記憶によれば、ある市民記者の原稿料に600円の表示があったのがトラブルに気づいたきっかけだったとか。原稿料は300円・1000円・2000円の3種類なのに、600円という表示はおかしいという内容だったはず。「バグですね」という鵜飼亮次氏の発言も消えています。あれは幻だったのでしょうか?やっぱり魚拓をとっておくべきでした。
さて、OMNは新しいオフィスに引っ越し、それと同時に社名の変更を行いました。OMNとして、この機会に新たな飛躍を考えているようにもみえます。
ですが、その前にこれまでのOMNの歩みを振り返る事も必要なのではないでしょうか?
創刊宣言には以下のような一文がありました。(引用部分はイタリック体で表示、フォント変更・太字は筆者)
オーマイニュースは東京・虎ノ門にある古いビルからスタートしました。このビルは1年後には撤去され、ビル用地は再開発される予定です。このためオフィスの家賃は格安です。私たちはこの古いビルの4階に編集部を設け、同じ広さの3階には市民記者が討論し、記事を書ける空間を作りました。この空間にはオーマイニュースを自由な市民参加の「プラットフォーム」にしていきたいという私たちの想いが込められています。
1年後、このビルは撤去されます。その時、オーマイニュースもなくなるか、それとも成長してさらに広いオフィスに移転することができるのか、その答えは今、読者と市民記者の皆さんの手にかかっています。
新しい本社は築5年の新しいビルの中にあります。現在出ている他のフロアの賃貸情報を見た限り、家賃はそれなりにかかるようです。これまで格安な家賃の恩恵を受けてきたOMNには、この負担は軽くはないでしょう。とはいえ、オフィスの移転は三興第一ビルに本社を構えた時点から決まっていた事です。OMNがなくならない以上、どこかに移転しなくてはなりませんでした。
一部で懸念されていた“三興第一ビルが取り壊される前に廃刊”という事態にはならなかったものの、新しいオフィスのスペースはおよそ70坪。トイレや空調は快適になったかもしれませんが、広さという点ではこれまでと殆ど変わりません。特に編集体制を拡充するという情報もありませんし、エムプロの成果が営業面に表れるのはまだしばらく先の話になります。
これらの点を考慮すると、OMNが成長したから今の場所に移転した可能性は低いものと思われます。また、OMNには、多忙な中で悪戦苦闘を続けている最中にこれまでの歩みを総括する余裕はないかもしれません。
ですが、旧本社最後の日のレポートがそうであるように、これまでの総括もこの時期にやらなければ意味がないような気がします。
OMNのトップページから“市民みんなが記者だ”のフレーズが消えて久しく、創刊宣言が話題にのぼることもいつの間にかなくなりました。創刊当初のいわゆる実名原理主義はなし崩しとなり、市民記者とは縁のないエムプロの新企画が次々とプレスリリースされていきます。
このような動きからして、OMNでは創刊宣言そのものがなかった事になっている恐れは十分にありますが、引用箇所を読めばわかるように、三興第一ビルが撤去されたときにOMNがどうなっているかというのは、OMNにとって重要なポイントでした。
創刊時に掲げていた理想がどれだけ実現し、どれだけ挫折したのか。
虎ノ門の古いビルでOMNは何をやってきたのか。
創刊宣言の理想をどれだけ引き継いで新しいオフィスに移ったのか。
OMNは新しいオフィスで何をやるつもりなのか。
創刊宣言の顔を立てて、これくらいの総括をやって下さい。お願いします。
振り返るのは元木がやっていたんじゃないでしょうか?
すでに歴史が捏造されていましたが。
~中略~
OMNは新しいオフィスで何をやるつもりなのか。
OMNをチャラにしてMプロをはじめるつもりなのでわないでしょかね、普通に・・
なんだかんだで加護のスクープの仕込みやその他企画からロゴ、レイアウトに至るまでの準備は従来のOMN編集部では考えられないほど周到であり本当にビックリしました。
あれよあれよという間にMプロはかなりしっかりした体裁を整えたと思います。
OMN本体がMプロの読者投稿欄程度に収まるのも意外に早そうな気配です。
引越しもあわせ心機一転本来ならOMN自体を改名したMプロとしたかったくらいなんじゃないですかね。さすがにそれはできなかったわけですが
てつ氏がブログで公開されている名刺のMプロのロゴが印象的です。
未米住人氏の仰る通りになるのでしょうか…
というかもう既にそうなっているし(まて
・創刊時に掲げていた理想がどれだけ実現し、どれだけ挫折したのか。
→(∩ ゜∇゜)
・虎ノ門の古いビルでOMNは何をやってきたのか。
→実験と準備。「実験はしました」という形は大切。度重なる実験の失敗がおのずと次回戦略の準備へと繋がった。
・創刊宣言の理想をどれだけ引き継いで新しいオフィスに移ったのか。
→(∩ ゜~゜)
・OMNは新しいオフィスで何をやるつもりなのか。
→これまでと同じこと。ただしウエイトはどんどんと変化させる。オ氏のゴーサインが出次第、日本における今回の「実験」の「結果」を踏まえ、大手を振ってエムプロの運営+オーマイニュース枠の存続。
・創刊宣言の顔を立てて、これくらいの総括をやって下さい。お願いします。
→∩(*゜∇゜*)∩
#こうして顔文字を使うのは初めてですorz
癖になりそうで怖い…
外国人記者クラブは近いし、何かあったときにSL広場でインタビューを敢行できます。
ですからあのあたりから離れたくない気持ちは十二分に理解できるんですが。
>スナギモさん
悪いことばかりじゃないです。便座が冷たいとそこに長居できないってメリットがありますよ。
長居しすぎて低温火傷なんてならなきゃいいけど。
>すでに歴史が捏造されていましたが。
そこで平野さんの出番ですね。淡々と(ときにキレつつ)事実を追った歴史を見てみたいので。
そこに佐々木さんの自虐史観があると完璧ですけど、さすがにこれは難しい・・・
>未米住人さん
名詞のロゴ、あざやかだし大きいですね。そういう事でしたか( ´Д`)=3
>~従来のOMN編集部では考えられないほど周到であり本当にビックリしました。
自分たちの尻に火がついてようやく本気を出してみたってとこでしょうか。
リニューアルにつきもののアクシデントも今回はなかったですし。
市民記者が足を引っ張らなけりゃこの程度の仕掛けは簡単ってうそぶいてる人とかいそうだなあ・・・
>本来ならOMN自体を改名したMプロとしたかったくらいなんじゃないですかね
一人立ちするにはまだ知名度が足りなかったので断念したんでしょう。
オマニーの陰にいる形をとっておけばエムプロへのバッシングを
オマニーにそらす事も可能ですから、まだまだ利用価値はあると思います。
>石達夫さん
脱皮はせずに変態を繰り返していくんですかorz
どんなバケモノが出てきても驚かないように心の準備がひつようになりそうですね。
>オ氏のゴーサインが出次第、日本における今回の「実験」の「結果」を踏まえ、大手を振って~
創業者はこれが日本の市民メディアだと言われて納得できるものなのかどうか。
オヨンホさんの影響力がまだ残っているといいんですけどねえ。
>顔文字
アーアー三連発と思いきや最後だけお手上げになってるのねw
ITしちゃった
なんて流行語(捏造)が出来るかも知れません。
オーマイは完全にプロ市民メディア+袋とじヘアとして生まれ変わるのでしょう。
オーマイニュースはそのままなのでは
トップページは除いて(まて
そうではなくエムプロが(ry
> 最後だけお手上げ
遅れ兄氏の優しさあたたかさが伝わってきます…
あれは両耳を(ry
著書があればOK?
ここらへんの事情は知りませんか?>情報通の石達夫
少なくとも一人知っていますが…
資格があるような感じでもなさそうなので
ためしに自推のメールを投げると
あるいはよさげなのかもです。:-)
#反応があれば良かった
反応がなければそういうことと(まて
>著書がなくて枠に入っている記者を
>少なくとも一人知っていますが…
誰でしょうか?
>資格があるような感じでもなさそうなので
>ためしに自推のメールを投げると
>あるいはよさげなのかもです。:-)
試してみてください。
エムプロの定義を読むと編集部+フリージャーナリストとありますので、フリージャーナ
リストという限りなく無職に近い肩書があれば大丈夫な気がします。
私の知り合いにも自称プロのテクニカルライターの女性がいますが、自分では携帯の
メモリーカードを読み込むのにどんなカードリーダーを買えばいいかわからない程度です。
また、推薦が必要であれば、仲良しのGolden Stag Beetleに頼むといいんじゃないでしょうか?
ちなみに石川達夫で検索すると著書が結構ありますね。
石達夫で検索するとせいぜいセレロンDとか死国くらいですが。
凄い迷惑をかけそうで逆に申し訳ないです…
恐らく今の自由気ままな立ち位置が最善かもです。:-)
> 石川達夫で検索すると著書が結構ありますね
あの先生は別人です…
> 石達夫で検索するとせいぜい
orz